2017年 11月 13日 ( 1 )

小学校の授業を観ました

 勤務する自治体が「小中一貫教育」に取り組んでいる関係で、今日「小学校の授業を観に行ってほしい」と管理職からお願いされていた小学校の授業を観に行ってきました。小学校6年生の歴史の授業で「オリンピックで日本はどう変わったか」という授業でした。ICTがふんだんに使われており、TT(ティームチーチング)を採用した授業でした。ただし、私の評価は「✕」でした。理由は「教科書の知識を注入しようとしただけ」だったからです。形態も「よく発言する数名の児童と教師のやりとり」に終始したもので、低学力の生徒は「置き去り」にされたものでした。そのものすべての意見を言って帰ろうかと思いましたが、勤務校で大事な職員会議と学年部会があったので「言いたい事」は封印してその場を去りました。
 生徒によく言われるセリフに「先生は教科書に書いていない事をいっぱい教えてくれる」というものがあります。これまで私はその意味を「余計な事ばっかり教えやがって。受験に関わることだけ教えればいいんだ。」と言っていると思っていました。しかし、今日「どうやらそうではないかもしれない。」と思うようになりました。成績の良い優秀な生徒は、社会科のテストの成績は「教科書の知識を詰め込めばいい」と思っています。だから、授業なんてなめてかかっています。そんな生徒にギャフンと言わせるためには「この先生は何かが違う」と思わせる教師の教養や技術が必要だと思うのです。
 今日の授業は「ギャフン」がありませんでした。頭のいい子は「教科書を読んで暗記すればそれでいい」。そう思わせた授業だったと思います。いわんやTTなど必要あったのかどうか。そういう事をいろいろ言いそうだったので授業研究は遠慮して勤務校に帰りました。私は「賢明」だと判断しましたが、教頭は「帰りが早すぎる」と思っているようでした。
 来月は、私が小学校の先生に授業を披露する番です。堂々と受けて立つつもりです。「社会科教師とは、歴史教育とは、地域史の授業とは、こういうものじゃ!」そういう授業をするつもりです。あくまで「つもり」ですが・・・

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by yksayyys | 2017-11-13 19:44 | 学校 | Comments(3)