カテゴリ:社会( 1907 )

 NHKのプロフェッショナルを観ました。今回は、過労死問題で活躍する川人博弁護士が主役でした。「過労死」を社会問題としたのはこの人と言っていいのではないでしょうか。ずいぶん前からこの人は有名でした。NHK事案も電通事案も新国立競技場議案もすべてこの人の担当でした。私はこの人の行動を見ていて「水俣病の原田正純さんに似ているなあ」と思いました。被害者(患者)への寄り添い方、行政との対峙、戦いへの戦略・柔軟性など、共通点が多い気がしました。人間味あふれるところもそっくりでした。そう思っていたら番組の中で、川人さんが社会正義にめざめるきっかけとなったのは「公害」である旨が紹介されました。私はこの部分は重要だと思いました。私の小学校時代も、ニュースと言えば「公害」か「ベトナム戦争」でした。「暗いなあ」と目をそらそうとしながらも、公害の団体交渉における被害者による糾弾、ベトナムの戦場の惨劇は強烈に脳裏に焼き付いており、自分の社会を見る基本につながっているような気がしてなりません。きっと、原田さん、川人さんと共有できるものがあるのだと思います。しかし、権力は狡猾です。団体交渉なるものが白日のもとにさらされることはなくなりましたし、戦場の情報統制は「惨劇」を覆い隠すようになりました。
 そんな中、やはり川人弁護士はすごいと思いました。「どんな高い壁も乗り越える」という強い意志。「国家を相手に闘うための戦略」この2つに感銘しました。それを、基本ひとりでやっているところが個人的に「いいな」と思いました。ただ、「過労死」に向き合うだけあって、休日のひとときを大事にしているところもいいなと思いました。行きつけの喫茶店でコロンビア産のコーヒーを飲む時がとても幸せだと言っていました。「休む」ということの重要性を身をもって示しているようでした。
 川人さんは言いました。「裁判は勝っても、社会が変わらなければ・・・・・」過労死だけでなく、いじめ、ハンセン病・・・・多くの課題に共通する最大のテーマだと思いました。

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by yksayyys | 2017-11-23 18:46 | 社会 | Comments(0)

100分で名著はラッセル

 NHKのEテレ「100分で名著」は現在、バートランド・ラッセルの「幸福論」を扱っています。高校2年生の時にこの「幸福論」を読みました。動機は不純なものでした。ある英語の参考書(原仙と呼ばれる定番)に「長文読解に最も引用されるのがラッセル」と書いてあって、「じゃあ、筋でも覚えておくといいかも」と思って購入して読みました。あと、イギリスの本を読んでいた時に「イギリスを代表する学者」としてトインビーとともに名前があがっていたのを覚えています。内容を覚えていないところを見ると、よく意味がわからなかったものと思われます。番組を見ていると「幸福は待っていても来ない。幸福をつかむために行動すること。」という事が言いたいようです。ラッセルはアインシュタインとともに「平和声明」を出すなど社会活動に積極的でしたし、私生活でも常識にとらわれる人ではありませんでした。「積極的人生」を求める人のために良い本なのかもしれません。
 裏番組の「プロフェッショナル 川人博」を気にしながら見ました。週末はそっちを見ようと思います。授業で使えそうなので・・・

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by yksayyys | 2017-11-21 06:31 | 社会 | Comments(0)

 本日は薩摩川内市文化ホールで開かれた「明治維新150周年記念シンポジウム」に行ってきました。定員800名で「予約でいっぱい」と聞いていましたが、その通り大勢の参加者でした。知っている顔もいっぱいいました。勤務校の教頭も動員されたのか招待者席に座っていました。今回、楽しみにしていたのは落合弘樹、勝田政治という中央にいる歴史学者の講演でした。ちなみに勝田さんは明治維新学会の会長で、落合さんはその事務局長です。落合さんは西郷の、勝田さんは大久保の研究者です。落合さんは、だいたいの西郷の生涯を若干の考察を交えて話されました。征韓論の部分は「あとでシンポジウムの時に」と話されませんでした。勝田さんは、大久保研究者ですので西郷を持ち上げることはなく、だいたい私の考えている事に近い考え方だと思いました。それが聴けただけでも来た甲斐があったというものでした。
 シンポジウムは、それに黎明館の市村さん、集成館の松尾さん、志學館大学の原口さんという地元の代表的近世史家が加わり、第1回の時と同様に明治維新150周年推進室の吉満さんが司会をするという形態で進められました。時間配分もドンピシャリでしたのできっと細かい打ち合わせができていたのだろうと思いますが、それだけ司会の吉満さんは大変だっただろうなと思います。原口さんも今日は「PR大使」みたいではなく、きっちり歴史の細部にわたる話をされていていつになく面白かったです。松尾さんだけは、スライドを使って話されていましたので見る人には説得力があっただろうなと思います。あと、「なるほど」と思い妙に感心したのは、他のシンポジストが話している時にうんうんとうなずくのは原口さんだけで後の人たちは一度もうなずかなかったような気がしました。「そうかなあ」「本当かなあ」「違うんじゃないの」と思っている風で「さすが研究者」と感じました。最後は、お楽しみ抽選会でしたが、何も当たりませんでした。
 さあ、今日のシンポジウムの内容を文章に活かすかどうか!ゆっくり考えてみようと思います。

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by yksayyys | 2017-11-19 21:56 | 社会 | Comments(0)

県大会終わる

 金曜日に中社研の県大会が終わりました。終わってみれば「いい県大会だった」と思います。懸案だった公開授業も、私にすれば「ずいぶん良くなった」と思いました。7月に授業者からはじめて授業案を聞かされた時は「え、どうして?」という感じでした。その後4回の研究会を経た後も「いったいどうなることか?」という状況に変わりはありませんでした。その後、私と中社研の重鎮Kさんとでいくらか相談に乗る形で本番を迎えました。導入から展開に至る過程がとても良かったです。研究委員のアドバイスを効果的に取り入れていました。それに、元気いっぱいの中2の生徒たちが応えていました。はつらつと活発な授業展開でした。後半は、授業研究で指摘されたように「グループ発表」となってしまい、「深まり」に欠けたかとは思いますが、全体的にはとても良かったと思いました。Sさんとても頑張りました。
 授業研究では厳しい意見が多く出されました。どれも的確で貴重な意見だったと思います。ただ、これまでの流れを知る私としては「拝聴しながら」も内心「Sさん頑張りましたよ」と言いたい気分でした。重鎮Kさんもそう思っていたようで、飲み会の席で私に「いや、よく頑張った。今日は授業研究では何も言わないつもりだった。」と言っていました。そういえば授業研究でKさん一言も発言しませんでしたが、私と同じ思いだったようです。
 講演も良かったです。帝国書院の地図帳の資料を提供しているというK大のF先生の講演でした。農業地理学が専門というFさん、現場での講師経験もあるとのことでした。パワーポイントに出される表や地図、グラフがとても貴重なもので目が離せない時間が続きました。講演自体は50分で終わりましたが、残り40分は質疑応答に終始しました。私も司会をしながらたくさんの質問をしました。これからぜひ中社研の活動に関わってほしいと思いました。Fさん、飲み会にも来られて多くを語ってくれました。良かったです。
 今回は昨年に続いてska370さんも参加してくれました。授業研究でも貴重な意見を述べていました。小学校からもうひとり参加されていましたし、私立中学からの参加も増えていました。こうやって広がっていけばいいなと思いました。
 困ったことが二つありました。人災と天災です。会場校の管理職とは最後までうまくいきませんでした。「どうしてそんな事を言うのかな。」と思いました。校長より教頭の対応にカチンと来ました。もう会うこともないでしょうが・・・もうひとつは、天候です。いやあ、寒かった。体育館だけによけいに冷え冷えとしました。大隅のM中での大会を思い起こすほどの寒さでした。
 飲み会も盛り上がりました。とりあえず、一区切りということでしょうか!自他ともにお疲れえ!!!!

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by yksayyys | 2017-11-19 07:36 | 社会 | Comments(2)

今日は県大会

 今日は、中社研県大会です。今回は研究委員会つまり授業検討会が合計4回も開かれました。出席者も多く、はじめて予算をオーバーしました。意見もたくさん出ましたし、アイディアもいっぱい出ました。素材となった「茶の栽培」にみんな詳しくなりました。ここが私たち授業者以外の人間の「おいしいところ」です。授業者も相当悩んでいました。が、事前授業をして「分量の多さ」に気づきだいぶフレームを整理したようで昨日はすっきりした表情でしたので例年のように模擬授業をしてもらったりはしませんでした。今回はこのSさんを研究会に誘い込めたことで成功だと思っています。苦しんだのは、会場校との折衝です。世の中にはいろいろな人がいるものだと思いました。前日までトラブル続きでしたのでおそらく今日もいろいろあるだろうと思います。ともかく乗り切って、夜においしいお酒を飲みたいと思います。 
 ska370さんも来ます。楽しみです。入院とかもあって、いつもより仕事をしなかった私でした。

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by yksayyys | 2017-11-17 06:58 | 社会 | Comments(0)

別れ

 Hさんの通夜に行ってきました。中社研県大会の会場準備を終えた後、鹿児島市内まで車を走らせてきました。葬祭場は、中高生でいっぱいでした。現職教員56歳。まだまだやりたい事はいっぱいあったことでしょう。入り口で次男坊に会いました。私にとっては教え子になります。「元気してた?」の問いかけに彼は「昨日でした。(棺の中の父を)見てあげて下さい。」と答えました。何と無駄のない簡潔で美しい言葉でしょう。私は促されるままHさんの棺に歩を進めました。遺影はずいぶん若い頃のものでした。同じ音楽仲間のつれあいさんが好きな写真なのでしょう。素敵な笑顔でした。棺の中のHさんは、思っていたよりふっくらとした姿でした。生前、私たちがよく見ていた顔でした。
 私は遺影の写真を見てから駐車場に戻るまでずっと泣いていました。香典代のお札を準備するために(1万円札を崩すために)買ったファミマのハンカチがびしょ濡れになりました。
 帰ってからつれあいさんの挨拶状を読みました。「常に手本となる存在」「理想的な父親」とありました。ピアノはショパンが好きだったということです。「緑の山河」「組合歌」以外の演奏も聴いておけば良かったと思いました。
 私を大事にしてくれたHさんさようなら。ずいぶんつらい闘病生活だったようです。「かの地でゆっくり休んで欲しい」つれあいさんがそう挨拶状に書いていました。
 告別式に出たかったのですが、明日は中社研県大会。不義理をお許し下さい。

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by yksayyys | 2017-11-16 22:16 | 社会 | Comments(0)

運慶展

 妻が金曜日から東京に出張です。T波大学附属中学校の研究公開に参加するためです。土曜日が公開だったので日曜日はどこで何をするのだろうと思っていたら上野の国立博物館で行われている運慶展を見に行ったようです。私、これ行きたかったんですよね!妻によると、受付は長蛇の列で、観るまでに50分待ちとのことでした。しかし、後から「待った甲斐ががあった」とのメールが来ましたのできっと充実した展示だったことでしょう。こういう時に「東京近辺にいるといいなあ」と思ってしまいます。妻には「クリアファイル買ってきて」とお願いしました。東京バナナとともにお土産で買ってきてくれるはずです。
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by yksayyys | 2017-11-12 18:48 | 社会 | Comments(0)

岩手の仲間

 県教研の社会科分科会に「飛び込み参加者」がありました。それも岩手県教組から!日曜日に鹿児島であるサッカーJ2の応援に来たついでに参加したということです。せっかくの鹿児島だから観光に走り回ってもよさそうなのに2日間教研に参加し、質疑や討論にも参加してくれました。大変ありがたいことです。彼から「特攻隊に関する劇のシナリオがあったら送ってほしい」と言われたので、今日これまでのものを送りました。岩手の学習会に活用したいとのことでした。また一人遠くの友ができました。これも、組織に入っているからかな!教研でいいこともありましたよ!(笑)
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by yksayyys | 2017-11-07 19:12 | 社会 | Comments(0)

再出発

 8月に突然教員を辞めた組合員仲間からハガキが来ました。退職の挨拶状ではありますが、新しい人生の門出の決意も述べられていました。彼はすでに第二の人生の準備を始めていたのかも!それが若干早まっただけだったのかもしれません。そう思えば、「それも良し」かなと考えました。行政書士として再出発するようです。新規の顧客の開拓などしばらくは大変だと思いますが、彼には向いている職業のような気がします。挨拶状の一番下に「初任の時からお世話になりました」と書かれてありました。彼の歓迎会を仕切ったのは私です。覚えてくれていたみたいで嬉しいです。・・・寂しいようなちょっと羨ましいような・・・・・
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by yksayyys | 2017-11-07 19:06 | 社会 | Comments(0)

 ゴルフや高級料理の「至れり尽くせり」の接待で迎えられているトランプいやトランプファミリー!その過剰接待に恐縮するわけでもなく、公開の発言の中で「膨大な武器装備」を日本に買わせることを発表。安倍首相もそれを認めた。やはり日本はアメリカの属国である。51番目の州ですらない。ひたすらひれ伏す植民地のようである。哀れなものである。
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by yksayyys | 2017-11-07 06:12 | 社会 | Comments(0)