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アマノジャクはこう考える

カテゴリ:社会( 1780 )

西鄕フィーバー

 いよいよ鹿児島は官民あげての「西鄕どん」フィーバーとなってきました。(フィーバーって言葉まだ通用するのかな!)M知事も大はしゃぎしてますし、昨年度は勤務地の市長・教育町通知で「西鄕ゆかりの地をさがせ」の指令も来ました。M新聞は正月以来、西鄕ゆかりの小学校校歌を連載しています。私も以前、皇国史観の校歌を探したことがあり、娘の小学校には「即刻変えろ」と要求して断られたことがあります。が、西鄕は微妙に許されるんでしょうね。以前、テレビで会津武士礼賛の会津の小学校、吉田松陰礼賛の萩の小学校の校歌が紹介されていましたが、結構あちこちにこういうものがあるのかもしれません。戦後に「どうするか」と話題になったはずですが、「いや、残そう」という結論になったのでしょうね。日本国憲法に代表される戦後の価値観は、私たちが思っている以上に脆弱な基盤の上にあるのかもしれません。
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by yksayyys | 2017-01-07 09:17 | 社会 | Comments(0)

サウジアラビアという国

 NHKのBSドキュメンタリーでサウジアラビア特集をやっていましたので軽い気持ちで観てみました。が、途中から目が離せなくなってしまいました。私のこれまでのサウジアラビア観は、「欧米寄りの世俗的イスラム国家」というものでした。しかし、それが100%間違いであることがこの番組でわかりました。サウジアラビアはIS同様の人権無視のイスラム強権政治の国でした。密告がはびこり、秘密警察が幅を利かす。それでいて910兆円にも上る石油利権を王族を中心とする富裕層が独占する。「どうしようもない国だなあ」と思いました。そして、腹がたつのはそれにすり寄る日本を含めた西側諸国の姿勢でした。特にイギリスは旧宗主国という立場を巧妙に利用し、人権侵害には目をつぶり石油利権の獲得と武器の売り込みのためにサウジの支配者層に取り入っていました。しかも、ほとんど観光客を受け入れないという秘密主義の国でもありました。イランよりイラクよりもよっぽど悪質ではないかとも思えました。ただ、救いはこの番組がイギリスのジャーナリストたちによって制作されているということでした。私たちは中東、西アジアの国々の実態をほとんど知らないのではないか。そう思えました。怖いな!と思いました。
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by yksayyys | 2017-01-02 20:07 | 社会 | Comments(0)

水俣病に対する国の姿勢

 今朝の朝日新聞朝刊の一面は驚くべき内容であった。水俣病問題の際に当時の環境庁は患者の補償について相談する加害企業チッソに「ザルに水を注ぐがごとし」と反対し、様々な裏工作を指示した事が当時のチッソ副社長のメモから明らかになった。患者認定基準の厳格化との連続など国・行政の「無責任」ぶりがいっそう明らかになったと言える。当時の担当者も大筋認めており、事実のさらなる追求・解明が望まれる。
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by yksayyys | 2016-12-31 08:44 | 社会 | Comments(0)

九民研

 昨日、今日と九民研集会に参加してきました。講演は名古屋大学教授で全国学力テストを拒否したことで有名な犬山市の元教育委員の中嶋哲彦さんでした。県教研でもいちど講演された事があったので「また同じ話だったら嫌だな」と思っていましたが、今回はかなり具体的な話で面白かったです。「学力とは」という話を体験的に話していました。
 午後からは分科会でした。思った以上に参加者が多く、しかもレポートが8本も出て世話人としては「うれしい悲鳴」となりました。あと、同じ会場に社会科系が二つ入れ込まれたのがやはりよくありませんでした。小学校社会科のSさんの声が大きいこと大きいこと。あと、例年ながら長老Kさんの話が長いこと長いこと。正直言って「進行の妨げ」となりました。
 レポートは良かったですよ。T中さんの「黒船の授業」鹿児島のSさんの「震災・原発、夫婦別姓の授業」宮崎のFさんの「強制連行裁判」鹿児島のKさんの「大学における平和教育」、それぞれが中身の濃いもので討議も盛り上がりました。
 夜は夜で楽しい懇親会でした。が、飲み過ぎて今日は二日酔いでした。おかげで朝5時からのレポート作成は「苦行」に近いものでした。
 今日の分科会はぷくぷくさんの「判決書を使った慰安婦の授業」次に私の「廃仏毀釈の授業」最後は鹿児島のKさんの「近代民衆史研究会のとりくみ」と続きました。途中には、前日話題になったことに関連して実行委員長のOさんが「政治教育」に関するレポートも急遽出してくれました。レポートが多かったので進行に苦労しましたが、終わってホッとしました。
 午後の特別報告はS館のM尾さんでした。いつもながら興味深い話でした。「あー」とうなずく聴衆の反応が面白かったです。

 とにかく終わりました!

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by yksayyys | 2016-12-27 16:04 | 社会 | Comments(3)

Japanese Onlyその後

 今日の朝刊で最も印象に残った記事が浦和レッズの「Japanese Only」事件を扱ったものでした。当時の私は「あ、心ないサポーターの横断幕か!」くらいにしか思っていませんでしたが、いろいろな事実があった事がわかりました。李忠成選手の両親は、スタジアムに応援に来てたのにサポーターの差別的言動から次第にスタジアムから足が遠のいていったという。また、横断幕事件以後実家には警察が張り付くようにもなったという。「被害者はさらなる被害を受け続ける」ことになったようである。李選手は、レッズとの契約更改の時その事件のことが頭をよぎったそうである。当然のことでしょう。そうでない場所ならそういうことはなかったかもしれない。少なくとも浦和ではそういうことがあり、決して数人の悪意というものでもなかったからである。しかし、李選手は来季もレッズに所属することを決めたという。
 あれから2年後。状況は改善されたのか。スタジアムやサッカー界は変わったかもしれないが、社会全体はどうであろうか。「隠れトランプ」の如き存在は日本にもたくさんいるし、ネット上では相変わらずの「ヘイト」ぶりだし、近所の書店でも本らしい本はほとんどないのに「嫌韓」本はあふれている。
 李選手は「自分から相手を好きにならないとサポーターも好きになってくれない」と言っていた。が、本来は李選手が努力する問題ではない。その社会、集団の持つ人権感覚の問題である。

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by yksayyys | 2016-12-24 08:02 | 社会 | Comments(0)

 今週、中社研関連の2つの案件が片づきました。ひとつはウィンターセミナーの講師です。鹿児島大学で法教育・主権者教育の研究をされているW准教授と、以前K島での実践で絶賛されたI中のS先生が講座を引き受けてくださいました。S先生曰く「先生の頼みは断れません」とのこと。ありがたいことです。そして、今日来年度の九州大会の研究発表を昨年度県大会で「中世の武家社会と地域」の授業で高い評価を受けたN中のK先生が快く引き受けてくれました。これもありがたいことです。
 こういう役職をしていて一番しんどいのが「誰かに何かを頼む」ことです。引き受けると大変な苦労があることがわかっていながらお願いするのはなかなかつらいことです。しかし、「ぜひこの人をみんなに紹介したい」という思いもあります。それゆえ、引き受けていただくと何とも言えない喜びがあります。今回お引き受けいただいた方々の発表、研究内容には何も心配することはありません。安心して任せられる方々です。あとは、来年度の県大会授業者と再来年度の九州大会の授業者です。どうかうまくいきますように・・・
(ウィンターセミナーの案内はhttp://kensyaken46.hatenablog.com/にて)

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by yksayyys | 2016-12-23 19:00 | 社会 | Comments(0)

冠嶽神社から

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 先日、お隣のI市の冠嶽神社までフィールドワークに行ってきました。修験道や徐福伝説にまつわる興味深い地です。周辺を観光地にしようとずいぶん整備され、紅葉とあいまってとても美しい光景が広がっていました。が、やはりここにも廃仏毀釈の跡がありました。「坊主墓」と呼ばれる場所には歴代の僧の墓が集められていましたが、案内版を読むと廃仏毀釈の時にばらばらにされた墓をこうやってようやく集めたのだそうです。鹿児島がどこに行ってもこういう光景に出会います。今、私の最大の興味・関心のひとつとなっています。
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by yksayyys | 2016-12-21 21:41 | 社会 | Comments(0)

I駅

 地元の文化財マップを見ていたら校区内に2つの駅跡がありました。それを地元出身の勤務校の校長に聞いてみたところ「国鉄時代も駅はひとつしかなかったはず」と首をひねっていました。「でも確かにもうひとつ駅跡があるんだよなあ。」私はずっとそのことが引っかかっていました。が、ひょんなことからその疑問が先日氷解しました。職員室での会話である生徒の家が豪邸だという事を聞き、家に興味がある私は昼休みに車を走らせてその豪邸を確認しにいきました。そして、ついにその途中でもうひとつの駅跡を発見したのです。駅跡は国鉄・JRの駅跡ではなく、平安時代の古代道路の駅跡でした。薩摩国府と大隅国府をつなぐ道路の途中に作られた「駅」だったのです。そりゃあ、戦後生まれの校長にも記憶はないはずです。そうか、こんなところに古代道路があったのか!そう思うとN会長ならずとも興味がわいてくるというものです。
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by yksayyys | 2016-12-21 21:19 | 社会 | Comments(0)

九民研の社会科

 今年は九民研集会が鹿児島で行われます。私は地理・歴史・公民分科会の世話人です。他の世話人の依嘱。報告者探し。報告の概要作成。という仕事をやってきました。そして、頼まれもしないのに社会科関連の懇親会も企画しました。小学校社会科にも呼びかけました。ぷくぷくさん、T中さん、S尾さん、S藤さんたちが参加の予定です。なかなか知的で楽しいメンバーですので大いに盛り上がるのではないでしょうか。今から楽しみです。
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by yksayyys | 2016-12-15 22:05 | 社会 | Comments(1)

 中社研の県大会で水俣病問題の授業をしたことを報告しましたが、実は12月8日には勤務校にて人権学習の一環として「水俣病問題の学習」を実施することになっています。というか私の提案でそうすることになっています。当日はNPO法人S社のNさんが勤務校にて講演をしてくださることになっています。Nさんは水俣出身の若い人で、「有機水銀がいかに危険な物質か」ということを世界的に訴えながら、水俣病の患者さんたちの相談活動を継続している方でもあります。きっとすばらしい話が聞けることと期待しています。問題は、前日7日の事前学習です。その学習内容について先日職員研修がありました。私が「こんな授業が考えられる」といくつかの案を提起したのですが、質疑はゼロでした。「人権に関する事については何をつっこまれるかわからないから黙っていろ」という雰囲気がありありでした。おかげで20分も時間を残して職員研修は終わりました。校長のまとめも「くれぐれも差別のばらまきにならないように」と実践意欲を委縮させるコメント!ああ、またか!そう思わせる雰囲気でした。ただ、私はある青年教師の言葉に救われました。「よし、水俣病の授業に頑張ってみようかな!」かねてから誠実に教育実践に取り組んでいる彼の言葉は私にとっては天使の声に聞こえました。 
 なんとか成功させたいものです!!!

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by yksayyys | 2016-11-29 20:28 | 社会 | Comments(2)