カテゴリ:社会( 1917 )

政治と不倫

 「思いつき」「思い込み」の人間である私は、「政治家は不倫してはいけない」などと思ったことはありません。「政治倫理」には色恋沙汰は関係ないと思っています。色恋沙汰はあくまでプライベートな問題です。そういう意味でフランスのように「政治家の資質とプライベートは別」という感覚に共感します。それよりも、小は「お友達に便宜を図る行為」から大は「国民を戦争の危険にさらす」ことこそ「政治倫理」に反する重大事だと思っています。したがって、山尾議員の「不倫」が総選挙につながったなどという政治状況をもたらしたとすると困ったものだと考えます。民進党については「よくわからない鵺みたいな」政党だと思っていますが、良質な人物も数多く紛れ込んでいるような気がします。「あいまい」ではありますが、これくらい「ゆるい」政党もあっていいと思っています。そんな中、保育園問題を社会問題として全国的に注目させた雄弁家の山尾議員の「不倫」は私からすると「セーフ」です。そんなもの政治家の資質とは関係ないとさえ思っています。「このハゲー」と言ったり「Jリーグファンにイチャモンつける」類いの議員とは全く違うと思っています。 
 文春砲の餌食になったスキャンダルも「仕分け」が必要なように思います。そういえば「仕分け」は民主党(現民進党)でしたね!!

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by yksayyys | 2017-09-23 19:11 | 社会 | Comments(0)

プクプクさんに感謝

 明治図書発行の雑誌「社会科教育」9月号が届きました。今週号の特集は「資料読み取り能力を鍛える!探求ワーク&ドリル40」でした。その中に「授業で使える!『資料読み取り』トレーニングワーク 中学校」という項目があり、プクプクさんの文章が掲載されていました。テーマは「倭寇をとりしまれ」でした。歴史地図と史料2つを使って倭寇の学習をするというものでしたが、参考文献の中に鹿児島県中社研発行の「資料で語る鹿児島県の歴史」が紹介されていました。大変ありがたいことです。プクプクさんは現在M県の郷土教材資料の開発にも携わっておられるようです。その活躍ぶり、わが事のように嬉しい限りです。

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by yksayyys | 2017-09-16 14:06 | 社会 | Comments(3)

ツキイチ集会

 水曜日はツキイチ集会でした。組合員仲間がブロックごとに月に1回集まるというものです。うちのブロックは旧自治体2つが集まったものですが、支部では最も人数が少なく現在総計10人しかいません。しかし、この日はその8人が集まってくれました。参加率8割というのは今の組合活動の中では画期的な数字だと思います。私が思うに、みなさん「本音で語る機会」を心から欲しているからだと思います。学校という組織の中で組合員はゼロから1人、2人くらいの学校がほとんどです。うちの学校みたいに4人いるところは稀です。そういうごくごく少数派でいるみなさんが、このツキイチ集会で実に多くの事を語ってくれます。ブロック長をしている私としてはとても嬉しいことです。「何ができる」というと、残念ながら出来ることは多くありません。しかし、まずは「語り合える」「信頼できる」仲間を持つことが重要だと思います。
 このブロック、人数が少ないということで他のブロックとの再編話が出ていたのですが、この集会で全員が「今のままがいい」と言ってくれました。ある意味、いちばん集まりやすく結束しやすい人数なのかもしれません。
 そんな中、組合員仲間の重鎮が夏休み最後の日に突如「退職」したという知らせを聞きました。どうやら職場のトラブルがきっかけのようです。沈着冷静な彼がそこまで追い込まれていたということでしょうか。彼が組合に入った時に歓迎会を仕切ったのは私でした。青年部長だったからです。複雑な心境です。

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by yksayyys | 2017-09-14 21:18 | 社会 | Comments(0)

吉田松陰の評価

 今日の朝日新聞に吉田松陰の特集記事があった。吉田松陰は「偉大な教育者」として語られることが多い。前任校に吉田松陰を敬愛する同僚がおり、「松陰先生」と呼んでいた。なるほど、生徒に話す内容もそれっぽいものがあったが、生徒にも保護者にも一定の支持があった。私は合わなかったが・・・この記事では、吉田松陰は「偉大な教育者」ではなく「過激な革命家」であり「テロリスト」であると紹介していた。驚いたのは、そう言っているのが松陰の地元萩の博物館学芸員であるということである。郷土の偉人を冷静に見つめる研究者がいるということはとても良いことである。吉田松陰を安政の大獄で処刑された「気の毒な人物」と見る見方があるが、時の老中の暗殺計画をたてその実行を迫る檄文を書くなど確信犯である。幕末でなくても極刑に近い処分だったであろう。この記事を読んで、鹿児島の誰かさん(偉人)の評価と比較してしまった。あの高台にある史料館の学芸員がそういうコメントが出せるであろうか。まず、無理でしょうね!
 記事を読み終わったあと、数年前に鹿児島であった宴を思い出した。著名なひとりの歴史学者が、松下村塾が近代産業革命遺産に指定された事に対して、「松下村塾なんてテロリスト養成工場ですよ!」と喝破していた。実に痛快であった!

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by yksayyys | 2017-09-10 22:21 | 社会 | Comments(0)

日曜版

 やっぱり新聞は朝日がいい。地元紙はたまに読むが「見る」記事はあっても「読む」記事がない。あと、地元紙とあって地元に目配りし過ぎ。そういう意味で朝日は「読む」ところがある。速報性などどうせネットの方が上なのだから、新聞は「内容」「文章」に力を入れてほしい。あと、スマホで新聞を読む方法もあるが、私はやはり手に取って読みたい。スマホだと記事を選択して読む。しかし、読もうとした記事の隣の記事に目がいったり、「タイトル」よりはずっと中身の濃い文章があったりする。そういう意味で私は紙媒体の新聞が好きである。今、連載している佐藤愛子のコラムも面白い。この人の文壇仲間は遠藤周作や北杜夫といった人たちで「お坊ちゃん、お嬢様」なのだが、それぞれの人生はなかなかユニークなのでその文章もなかなか面白い。そして、その朝日新聞で一番好きなのが土曜版。これは、一緒についてくる「be版」が面白いせいもある。「be版」はほぼすべての記事が「読める」。ニュースなどどうでも良い。こういう読み物が好きなのである。あと、次に好きなのが日曜版。読書欄があるから。今は、財政難から「必要な本」だけ買うようにしているが、書評を読むとソワソワ、ワクワクすることが多い。今日も、「わけあり記者」(高文研)「牛車で行こう」(吉川弘文館)「海賊の世界史」(中公新書)など興味ある本が紹介されていた。「読んだ気になる」のは出版社の人たちにとっては困るであろうが、この書評体験が、本屋に行ったり、アマゾンのサイトを開いた時に、思わず背中をいや(手に取ったり、キーボードを押したりする時の)右手を押されることにつながるのである。
 あと、土曜、日曜が面白いと思えるのは「休日だからゆっくり読める」からなのは言うまでもないことである。

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by yksayyys | 2017-08-27 08:59 | 社会 | Comments(0)

 今日・明日は民教連集会が行われる。残念ながら手術後の状況とあって参加することができない。というか17日の手術以後はほとんど自宅にこもりっきりである。車の運転ができないし、何より眼を保護するために「安静」を言われている。実は、17日以後髪を洗うこともできていない。洗うのは首から下だけである。しかもシャワー。
 先日、R大学のSさんにメールを送った。教職大学院で働くSさんに「アクティブ・ラーニング」と「主体的・対話的で深い学び」との関連性を聞きたかったからである。あれほど聞かされた「アクティブ・ラーニング」という言葉がピタッと止み、「主体的・対話的で深い学び」という言葉ばかり聞かされるようになった。その意味を聞いてみたかったのである。要するにこの2つの言葉は「並立」なのか「移行」なのか「分離」なのか「それ以外なのか」と聞いてみた。Sさんは添付ファイル付きで返事をくれた。ひとつひとつ丁寧に答えてくれた。文部科学省はそれを説明する公的文書を出していないようである。ただ、多くの情報から言えることは「アクティブラーニングという用語が一人歩きすることへの危惧」から生じたことのようである。「言語活動」が出てきた時も、それを通じて目指される資質・能力はさておき「とにかく言語活動」となったらしく、「アクティブラーニング」についてもすでにそうなってしまっている現状を文部科学省も憂えているようである。よくあることである、教育現場では・・・!「アクティブラーニング」が死語となれば私には大きな課題がひとつ目の前に立ちはだかってしまう。次期の中社研の研究主題のサブタイトルに使っているからである。だいぶ逡巡した挙げ句に使用を決めたのだが・・・
 Sさんは明日この民教連集会で講演をする。その辺もふくめて話を聞いてみたかったが、残念ながら出席は無理である。出席できない旨Sさんに伝えたところ、Sさんは明日使う講演のスライドをデータで送ってくれた。有り難いことである。こういう人たちに自分は支えられている。

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by yksayyys | 2017-08-23 11:37 | 社会 | Comments(0)

女王「ヴィクトリア」

 昨日から夏季休暇に入り「ゆっくり」しても良いのですが、手術後の不自由さもあり、何となく「鬱」の気分となっています。
NHKが深夜にイギリスの王侯貴族もののドラマを放映しています。こないだまで「ダウントン・アービー」をやってましたが、あれ結構好評だったようで何人もの人からそういう話を聞きました。その後、この「女王ヴィクトリア」が始まりました。言わずと知れた大英帝国の女王のドラマです。世界中にヴィクトリアの付く地名がありますが、すべてこの女王にちなんでおり大英帝国絶頂期の君主です。私生活では、最愛の夫アルバート死去後ずっと喪服で過ごしたことが知られています。とは言っても知っていることはその程度。もともとイギリス好きで「バッキンガム宮殿やウィンザー城の内部はどうなっているんだろう」の興味もあり、見始めたということです。第4回まで見た感想としては「女王ヴィクトリアの我が儘ぶり」ばかりが目に付きます。それだけ、実像に近づけた内容なのかもしれません。ただ、随所に社会問題がちりばめられています。前半ではよくチャーチスト運動が描かれていました。「選挙権を市民に」という運動ですが、王侯貴族の目には「身の程知らず」としか映っていないことがよくわかります。そして、今回はロンドンの貧民街が出てきました。貧困にあえぐ少年少女の様子が描かれ、そこを訪れたアルバートが心を動かされるというものでした。アルバートが首相のメルバーン卿に「ディケンズを読めば」と言うあたりは、大英帝国の光と影を意識したドラマ作りとなっていることが垣間見られます。次回は、いよいよヴィクトリアとアルバートの結婚ですが、イギリスの中には根深い「ドイツ不信」というものがあるのだそうです。EU離脱の「古層」となっているというのは言い過ぎでしょうか・・・・

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by yksayyys | 2017-08-23 09:44 | 社会 | Comments(0)

 昨日、病院の帰りに列車の待ち時間を利用して駅ビルの書店に顔を出しました。度の入っていないゴーグルをかけていてはほとんど背表紙を確認する程度でした。ただ、郷土コーナーに行って驚きました。来年の大河ドラマを見込んだ西郷隆盛関連の本が相次いで出版されていました。最近刊では家近良樹さんがミネルヴァ書房から分厚い西郷本を出していました。ただ、最近多くの西郷本を読んだ感想として生意気な事を言わせてもらえば「別に新しい事が書かれているわけではない」ようです。どうやら史実はほぼ出尽くしているようで、タイトルだけは刺激的ですが、中身はどれも似たようなものだと思います。評伝ですからどうしてもそうなるんでしょうね。直虎だって真田だって、いっぱい本が出ていましたが、なるほど視聴率は別にして、「大河ドラマ」関連本はまだまだ需要があるということでしょうね。フムフム・・・・・
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by yksayyys | 2017-08-20 15:19 | 社会 | Comments(0)

論文の出来

 昨夜、Um先生から先日書き上げた論文に対するコメントがメールで送られてきました。紀要論文の方は、いくつか註を加えることでOKが出ました。本文はそのままで良いということでホッとしています。あと、昨年ボツになった学会論文も見てもらいました。「再提出できるかどうか」ということです。Um先生は「内容には問題ない。」ということでした。ただ、提出する学会については検討してからということでした。とりあえず、安堵しています。Um先生には「(手術があるので)20日からは修正作業に入ることができます。」と伝えてありました。きっと、その日付を待つかのように昨夜メールを送ってくれたのでしょう。大変ありがたいことです。Um先生曰く「戦後補償問題を続けましょう」!望むところです。本の原稿と同時進行で次の論文にとりかかりたいと思います。素材はもう決まっています。
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by yksayyys | 2017-08-20 12:00 | 社会 | Comments(0)

 ボスニアでの虐殺を指導した人物として知られるカラジッチを裁く国際法廷でカラジッチを弁護した若い弁護士を追ったドキュメンタリーです。この弁護士は、セルビアの出身です。ミロシェビッチ大統領への抗議デモに参加し催涙ガスを浴びた経験を持ちます。妻はスロベニア出身でやはり弁護士。頭の切れるこの夫婦が口論する様子はなかなか迫力があります。ハーグの国際法廷で行われたこの裁判。この若い弁護士は、大いに苦悩します。多くの人々が被告の罪状を疑わない中、弁護士は「真実の行方」を追求していきます。この、旧ユーゴでの様々な出来事は、セルビア、ボスニアにしろ「プロパガンダ合戦」だったことがわかっています。「ミロシェビッチの悪行」にしても、かなり作られたものがあったと聞いています。私たちは、空爆を行ったNATOを通じた情報の中にいるので、西側経由の情報の中にいたはずです。今のようにSNSが普及していなかったその頃はそれぞれのプロパガンダに双方の市民、世界中の人々が踊らされていたことになります.若い弁護士は、カラジッチの弁護をすることで友人との間に亀裂が生じ、弁護のあり方を巡って妻と口論となり別居にまで至ります。かなり落ち込んでいるのが表情でわかります。番組は、判決前で終わります。弁護士は、妻と和解し、スロベニアに戻り「アルゼンチンに渡ってホテルを経営したい」と言ったそうです。丑松状態(島崎藤村の「破戒」)かと思わせる終わり方でした。
 気になって、裁判の結末を調べてみました。カラジッチは11の罪のうち10の罪が証明され、40年の禁固刑が確定しました。ちなみに、カラジッチの下で直接虐殺を指導したと言われるムラジッチの裁判の判決が今年の後半に示されるということです。ミロシェビッチは2006年に死亡しています。
 
 いくつかの「戦争もの」ドキュメンタリーを観た後で思うことは、「日本の戦争責任と戦後補償のありかた」でした。「終わった」でいいのだろうかと・・・・・・

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by yksayyys | 2017-08-18 06:00 | 社会 | Comments(0)