カテゴリ:学校( 392 )

郷土史三題

(1)図書室の司書の方に「郷土誌を購入したいんですけど、どこで買えばいいですか?」と聞いてみました。すると司書さんは5秒くらい黙っていました。「どうかされましたか」と聞いてみると「そんなこと聞かれたことないのでどうしたらいいかわからなくて」と言われました。私は赴任地の郷土誌は何らかの形で手に入れています。授業の時に使うためです。でも、それは司書さんが驚くくらい珍しいことなんですね。ちょっと寂しい思いがしました。
(2)うちの学校の図書室はオープンスペースです。したがって、授業の帰りについつい「郷土誌」コーナーに寄ってしまいます。今日もその姿を司書さんに見つかり「本当にお好きなんですね」と言われました。その郷土誌コーナーで読みふけっていたのが「先史・古代の鹿児島」という分厚い本でした。「通史」と「資料」に分かれていましたが、なかなか読み応えがありました。L中・高のN先生も編集委員でした。私は「県史の通史がない」と言っていましたが、こういう本があったんですね。これの中世以下のシリーズの刊行を心待ちにしたいと思います。
(3)今日、2年生の最初の授業で「郷土の歴史」に触れました。実はこの学校の敷地、江戸時代までは川だったんです。川の流れが変わって、砂地となり今に至ったということです。子どもたちは知りませんでした。そこから「土地のなわばり」争いに触れ、敷地内にあるという「境界線の碑」の存在を紹介しました。来週ある授業参観はこれでいこうかなと思っています。「川筋の変化から郷土を見る!」地理の授業です。Kさん、今年は地理を大事にしますよ!
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by yksayyys | 2009-04-08 20:17 | 学校 | Comments(1)

教育の地方間格差

 転勤して痛感したのは、「不況+構造」から来る自治体の貧窮でした。おかげで教育予算は惨憺たるものです。毎年1割ずつ減らされて数年前からすると半分くらいじゃないかという話でした。備品も消耗品もあきれるくらいないです。カーテンは破れて汚れたものを何度も洗って使っているし、机や椅子はどう考えても「廃棄」と思われるものを使っています。映画にしか出てこないような木の椅子がまだ使われています。「ビデオはどこに?」と聞いたら「あったかなあ」と言われ、ようやく探し出しました。事務室の棚もガランとしていました。新学期なのに!?前任校も「厳しい」とは言っていましたが、全く話にならない状況です。出張も相当削られるようです。エアコンはもちろんなく、教室には保護者が寄付した扇風機が置かれていました。教育行政に携わる人は「教育に僻地があってはなりません」と大声で言いますが、今や「僻地でないところも僻地化してしまっている」状況です。これで「学力向上」と言われるわけですからね。そう言えば職員室のあちこちに「飲酒運転撲滅」の標語があります。何となく「暗く」なりそうなことばかりですが、実は心の中はウキウキしています。その理由は勤務校の「仲間たち」が実に心強いからです。先日の職員会議は何も言わずにすみました。すべて4人ほどの「先輩方」が言ってくれるからです。これまではそれを全部一人で言っていたわけですからね。やはり「職場の雰囲気」は勤労意欲に大いに影響がありますからね。今度の異動、今のところ「7対3」で成功です。あとは自力で「10対0」に持っていくだけです。
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by yksayyys | 2009-04-04 08:01 | 学校 | Comments(0)

転勤あいさつ

 異動になるとあちこちで挨拶をすることになります。25日はPTA送別会がありました。ここでの挨拶は殊の外「好評」でした。自分でも「いいこと言ったな」と思いました。今朝は職員向けの挨拶でした。「活発に議論しましょう。」という意味のことを言いました。反応は複雑でした。そして、その後は生徒向けの「離任式」でした。話した中身のタイトルは「99対1」でした。何のことかというと前半は「相手が99で自分が1でも正しいと思えば堂々と主張せよ」ということでした。誰でも言えることではないと自負しています。どちらかというと職員に対する「嫌み」だったかもしれません。後半は「99回嫌なことを言われても1回の優しい言葉で人は救われる。そんな事を言える人になって欲しい。」と言いました。これは自分に向けて言ったことでもありました。反応はわかりませんが、おそらく「・・・・らしいな」とは思ってくれたはずです。今日で本当に「おわかれ」でした。サバサバしてましたが、花束を抱えて3年生の前を歩く時は少し涙が出ました。さらばHT中学校!
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by yksayyys | 2009-03-27 19:24 | 学校 | Comments(0)

「もう安心」の職員会議

 人事異動でうちの学校から3人の組合員が転出します。でも1人も転入してきません。自分を含めて言うのも変ですが転出していくのは3人とも「強力な」組合員でした。したがって、「残った分会がどうなるのだろう」という心配をしていました。が、今年最後の昨日の職員会議でその心配は払拭されました。議題の中に「教室配置図」がありました。どこにどの教室をおくかというものです。毎年同じクラス数なら問題は無いのですが、次年度は複雑な構成になっており、それに特別支援学級をどう配置し、「教室に入りにくい子ども」たちの教室をどこに置くか、など懸案が山積していました。管理職は、自らの案で強行突破しようとしました。が、司会の組合員が異議を唱えました。「押しつけはおかしい。みんなで納得できるまで話し合いましょう。」それを受けていろんな人が意見を言いました。これまでおとなしかった人も議論に参加しました。次期分会長に立候補した仲間も主張しました。もちろん、私も3度にわたって意見を言いました。結果、職員会議の結論に校長は従いました。管理職の立案に協力した人達は不愉快そうでしたが、実に民主的な職員会議でした。それを見て私は「ああ、もう大丈夫。安心して異動できる。」と思いました。今日、その会議の司会をした「居残り」分会員の方と話をしました。私は「昨日の会議、見事でした。」と言いました。その方は言いました。「先生がいるうちにと思って。」嬉しかったですね。「上から押しつけられるものに対して、全員の意見の集約で対抗する」これこそが理想だと思いました。何よりの「餞別」でした!
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by yksayyys | 2009-03-27 19:01 | 学校 | Comments(0)

異動でした!

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 異動となりました。自宅から45分くらいのところです。いつかこういう写真を撮ったのですが、こっちの方向の学校に行くことになりました。金峰山、野間岳と「霊験あらたかな」山を仰ぎながら「罰当たり」な事をし続けるのだろうと思います。
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by yksayyys | 2009-03-24 21:24 | 学校 | Comments(0)

「怖い人!?」

 昨日、学年の送別会がありました。私は「送別される」方です。南の方に異動します。送別の宴の中で、記念品授与があり、学年最若手の教諭から記念品とスピーチを受けましたが、そのスピーチがウケました。私についての印象なのですが「職員会議ではとっても怖い人でした」と言ったのです。まわりの同僚たちは「ついに言った」とばかり大爆笑でした。私も笑いました。それはふたつの意味においてでした。ひとつは「またか」という意味です。私は今が4校目ですが、過去の3校の送別会でも同じことを言われたんです。よっぽど怖いんでしょうね。もうひとつは「あれくらいで怖いんだろうな」ということです。私、これでもだいぶ抑えて発言してきたつもりなんですよね。まあ、どちらにしても「怖がられていた」ことには違いありません。ただ、その若手はこうも付け加えました。「しかし、私たちにはとても優しい方でした。」そう、私は「強い者」「権力をかさにくる者」「威張っている者」にしか喧嘩を仕掛けません。・・・・だからどうっていうわけじゃないですけどね!
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by yksayyys | 2009-03-20 19:18 | 学校 | Comments(1)

入試引率(3)「いい時間が」

 今回の引率で一番良かったことは、かねてしゃべることの少ない生徒とじっくりしゃべることができたことです。勤務校では、問題傾向の多い生徒あるいは教室に入れない生徒たちとのコミュニケーションが多いのですが、いわゆる「普通の」生徒とそういう時間がなかなか取ることができません。そういう意味で今回は貴重な時間となりました。生徒達もうれしそうでした。こういう「おとなしめ」「普通の」生徒たちも教師とコミュニケーションを取りたいんですよね。そういうごく当たり前のことに気づかされた入試引率でした。
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by yksayyys | 2009-03-07 22:06 | 学校 | Comments(1)

高校入試引率(2)「大正時代の煙突」

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 この高校に来るとこの煙突に圧倒されます。国の有形文化財に指定されているこの煙突。出来たのは第一次世界大戦の直後で、あの東京中央郵便局よりも古い建築物です。文化財、大事にしたいですよね。
 ただ今WBC、日本は韓国を14対2で下しました。予想外のコールド勝ちでした。
 
 
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by yksayyys | 2009-03-07 21:57 | 学校 | Comments(1)

冥利

 私は3年部に所属していますので、この時期は「進路」の話ばっかりしています。が、おととい「進路」に関してとても嬉しい出来事がありました。職員室でしょっちゅう話題にのぼる男の子が「中学校の社会の先生になりたい」と言っているらしく担任から「相談にのってほしい」と言われました。とりあえずその男子生徒に「社会科教師への道筋」を説明した後、思い切って聞いてみました。「どうして社会の先生になりたいと思ったの!?」今まで授業中居眠りかよそ見ばっかりしていたその生徒に「いったいどうしたの!?」という思いも込めて・・・・・返ってきた答えに仰天しました。「3年間社会の授業を教えてもらった先生みたいになりたいと思いました。」私は感極まって彼の手を握りました。「有り難う!頑張って!」・・・・・それから私はルンルン(古い言葉ですね!)です。もうこの学校での嫌な思い出はすべて忘れました。今日も一日じゅう鼻歌まじりに仕事をしました。すると今まで関係のよくなかった女子生徒が「先生、今日ずっと歌唄ってるよね。何かいいことあったんですか?」と聞いてきました。私は「あったあった!でも秘密!」と答えました。その女子生徒その後もずっと「気になる気になる」と声をかけてきました。となりの分会仲間は「教師冥利ですね」と大笑いしていますが、まさにその通りです。「教師は100回嫌な事があっても1回の出来事で立ち直れる」これは私の口癖ですが、今回はまさにそうでした。I君ありがとう。よし!頑張るぞ!
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by yksayyys | 2009-02-05 20:36 | 学校 | Comments(1)

卒業式!?

 珍しいことではありませんが、今日学校の行事日程を変更させました。職員会議と学年部会を入れ替えさせました。理由は、職員会議において卒業式の原案を管理職が提案しようとしていたからです。3年部には何の相談もなく・・・・・学年部の職員に問いつめてみたら、「この学校はずっとそうだった」ということでした。この学校で初めて3年部に入った私は驚きでした。卒業式は3年の教師にとっては「最後の授業」です。3年部の考えなくして「原案作り」などありえないはずです。おそらく、この背景にあるのは「日の丸・君が代等デリケートな問題を含む儀式は管理職が直接提案すべき」というお上の指示だろうと思います。しかし、私の抗議と提案に管理職は素直に応じてくれました。職員会議を1週間先延ばしして学年部会を来週持ってきました。「当然」ではありますが、これもこれまでの「地道な闘争」の成果だろうと思います。その努力に報いるためにも、様々な「懸案」にきちんと対応したいと思います。
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by yksayyys | 2009-01-30 18:46 | 学校 | Comments(1)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


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