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アマノジャクはこう考える

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大晦日

 とにかく今日で今年は終わります。後悔は山ほどありますが、とにかく1年間ビールが飲めたことに感謝したいと思います。今年の自己採点は40点というところでしょうか。来年は、「戦闘意欲」を高めようと思っています。何に対する戦闘か?それは今から考えます。43歳、「不惑」なんてまだまだ先のことです。
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by yksayyys | 2007-12-31 19:09 | その他 | Comments(1)

特攻の語り方

f0066076_14222611.gif鹿児島では有名な特攻隊の写真である。少年兵が子犬と戯れる無邪気な笑顔がみる者の心を打つ。知覧の特攻平和会館の講談師いや語り部はこの少年兵に名前をつけて「・・・・ちゃんは」などと呼んで思い出話に花を咲かせるという。しかし、この写真は知覧の特攻隊のものではない。加世田の万世の特攻基地の兵隊たちである。知覧は陸軍、万世は海軍。当時の陸海軍の関係を考えれば交流などあったはずもない。造作の匂いがする。そして、この写真を見て「喜んで死んでいった」という物語にする人もいる。しかし、浜園さんは「出撃前に笑う人なんていない」と断言していた。岩波新書の吉田裕「アジア・太平洋戦争」にも沈痛な雰囲気に包まれた出撃前の特攻隊の様子が当時の軍の書類から明らかにされている。いろいろな人に「ふざけるな」と言いたい。
ただ、この写真を見ると心うたれるのは事実である。こんな年端もいかない若者を死へと追いやる「非情さ」、それを強いる「者たち」を思うとはらわたが煮えくりかえる思いがする。この思いは、この四半世紀変わることはない。高校時代に「きけわだつみのこえ」を読んでからずっと・・・・・きっと、永遠に続くであろう。
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by yksayyys | 2007-12-30 14:35 | 社会 | Comments(1)

f0066076_13551535.jpg「もうこれ読んだだろうな」と思っていたらまだ読んでいないことに気づきあわててサッと読んだのがこの本である。「城山三郎のことを佐高信が書く」といういかにもこれまで何冊も出ているような気がする本である。が、もちろんいくらか新しい話もあったので「懐かしい感覚」で楽しめた。城山三郎は、晩年「個人情報保護法案」にものすごい力の入れようで反対していた。もしかしたら死期を早めたかもしれないと思うくらいであった。その理由はこの本の中にはっきり書かれてある。「自由にモノが言えなくなったら終わりである」という戦中派の実感なのである。そういえば、小泉が首相就任直後にこの城山を慕って懇談をしていた。城山も当時は小泉にいくらか期待していたようなふしがある。「自民党をぶっ壊す」と言っていた頃であるからそれも当然かもしれない。しかし、ほどなく城山は小泉に愛想を尽かす。この「情報保護法案」の頃には対決姿勢が明確であった。小泉に「きな臭い」ものを感じたからであろう。何度もこのブログに登場している東京の出版社に勤めるMは、この城山と吉村昭を好きな作家にあげていた。なるほどと思う。ただ、二人とも亡くなってしまった。小田実も逝き、「護憲」「反骨」を標榜する文学者は本当に少なくなった。私が城山に学んだことは「戦中派としてのこだわり」とともにもうひとつ「組織と個人のありかた」である。戦争中の軍隊、そして戦後の企業や官僚などに城山は共通する「組織の幣」を感じ取り、「個」というものの大切さを強調しているように思える。何かの本を読んで「我が意を得たり」の感がしたのを覚えている。そういえば、「静けさ」を好むのも私と一緒である。喧噪は好きではない。都会が嫌いなわけではなくその猥雑さも受け入れ可能ではあるのだが、「うるさい」のはかなわない。仕事も読書も静かでないと困る。私の妻は、6人家族だったので「にぎやか」な事に幸福感を感じるようであるが、私は「ほっといてくれ」がライフスタイルなので「かまわれる」「騒がれる」のは大の苦手である。だから、正直言って年末年始は苦手な時期である。まあ、しょうがないのであるが・・・・・城山が住んでいる湘南でサザンがコンサートをした時に城山は湘南から逃げ出したそうである。なるほどと思う。しかし、サザンだったら「聴いて」いたかもしれないな!
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by yksayyys | 2007-12-30 14:16 | 読書 | Comments(0)

九民研(2)分科会報告

 分科会は「歴史」に参加しました。参加者は5人でほとんど昨年と同じメンバーでした。おそらく「抜けられない」のでしょう。私も実質的に昨年はじめて分科会報告したのですが、その流れで世話人となり今年も報告となりました。最初に報告したのは北九州のSさんでした。プクプクさんやKさんのこともよく知っているようでした。この人、この分科会の顔のような人ですが、今回の報告で「さすが」と思いました。前回は「よくしゃべる」というのが最大のイメージでしたが、今回は「地域に密着した歴史教育実践家」であるということを実感させてくれました。報告は「ぼた山」でしたが、石炭産業の歴史、戦争の歴史などを滔々と語る姿には自信が満ちあふれていました。久しぶりに「小学校の実践だよなあ」と感嘆しました。イメージはKさんに似ているかなあ。その大衆性が・・・次は、熊本のMさん、拠点は歴教協ではなく「地域の教育研究会」というサークルだということですが、この人も地域に密着しながら謙虚な姿勢を失わずに実践していました。報告内容は「長崎の修学旅行の取り組み」でした。それまでの「鹿児島修学旅行」がつまらないということで、周囲の反対を押し切って長崎に修学旅行を変更させ、そのための準備を綿密に行った報告でした。小学校でここまでやると、中学校はちょっと考えないとなあとつくづく思いました。翌日2日目は私の「近代史授業プランと特攻の授業」でした。何と1時間しゃべりました。私はアッという間でしたが。みなさん、それぞれに特攻の情報を持っていたのでいろいろ勉強になりました。やはりここでもSさんが中心にいろいろ教えてくれました。次は宮崎の退職教員のKさんの「教科書研究報告」でした。昨年は、「しゃべりすぎ」で辟易させられた覚えがあるのですが、今年は抑制が効いていて「長老らしさ」が感じられました。今の教科書がどのような経過で変化してきているのかを実証的に説明してくれました。ここでやり玉にあがった教科書がまさに私たちが使用している教科書でした。本当、気をつけて使わないと・・・・・
 最後は、地元大分のYさんが「浄土真宗」にかかわる地域教材資料発掘の経過を淡々と話してくれました。本人はあっさりと報告されましたが、とても興味深い報告でした。私が「どうして浄土真宗はあんなに力を持ったのか」と質問したおかげでそれに時間をとりましたが、もっと実践に即して話を進めれば良かったと後悔しました。
 あと、地元の事務局から大分のHさんという方も参加していました。この人、鹿児島大学教育学部の卒業で85年くらいの入学ということでしたので、プクプクさんとか知っているのかも知れませんね。上越教育大学にも行ったようでした。彼がいうには「鹿児島はやっぱり一種独特の土地柄です」とのこと。このセリフこないだある新聞記者からも聞きました。たしかにそう思います。そういう土地でどう生きていくか。それが私の最大の課題です。負けるもんか!!以上九民研報告でした。
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by yksayyys | 2007-12-29 17:22 | 社会 | Comments(1)

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 九民研に参加するために別府まで行ってきました。鹿児島からだと最も遠い九州の県が大分県です。でも温泉地なのでいろんな集会が多いんですよね。会場は西日本最大の宿泊施設と言われる杉の井ホテル。でかいというよりも広かったです。廊下の長いこと長いこと。風呂に行くのに500メートルは歩いているはずです。ともかく到着後は、子ども達を託児所に預けて全体会に参加しました。畳敷きで座布団に座る宴会場が会場でした。全体会のメインは何といっても講演ですが、講師は斎藤貴男さんでした。私、この人の本数え切れないくらい読んでいます。昔、佐高信の本を同じくらい読んだ覚えがありますが、冊数で言うと追い越したと思います。講演の内容は、それぞれの本に書いている本を2時間で「串刺しに」話したといった感じでした。格差、基地、戦争、企業、新自由主義、そういう問題がひとつの流れで起こっていることが明快にわかりました。講演慣れしているのでしょう。話はとても上手でした。講演終了後、東京のMと妻のすすめで斎藤さん自身に挨拶に行きました。いちどMの仲介で情報を提供したことがありましたのでミーハー気分で!斎藤さんは覚えてくれていました。「いろいろゆっくりお話ししたい」と言ってくださったのですが、事務局の人が「お食事です。」と迎えにきて何も話せずに終わりました。が、私は名刺をもらったのでそれで満足です。思ったより若いと思いました。今日、届いたハンセン病市民学会の会報にも名前を見つけました。立つ位置が一緒だと思うと嬉しいですね。こちらこそぶれないようにしないと・・・・・
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by yksayyys | 2007-12-29 16:55 | 社会 | Comments(1)

f0066076_5555046.jpg熊井啓がハンセン病の映画を作っていることを初めて知りました。恋愛ドラマのようですが、ハンセン病差別が背景にあるようです。原作は遠藤周作!そう「海と毒薬」のコンビです。DVDの解説には下のように書かれてありました。「過剰な演出」が気になりますが・・・・・・レンタルにあるかなあ!買うしかないかなあ!

遠藤周作の「私が・棄てた・女」を基にした、遠藤&熊井コンビ3部作の完結編。ハンセン病による差別を背景に展開する、号泣必至のメロドラマ。単なる恋愛を超え、テーマを人類愛にまで昇          華させた過剰な演出が逆に新鮮。
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by yksayyys | 2007-12-25 05:59 | その他 | Comments(0)

九民研に行ってきます

 今日から大分別府の九民研集会に行ってきます。いちおう歴史分科会で報告することになっています。妻も政治経済・倫社分科会で報告するようです。いつのまにか二人とも世話人になっていてやらざるをえない状況です。どこ行っても人材不足なんですよね。あと全体会は斎藤貴男さんの講演を楽しみにしています。集会自体は明日からで今日はおそらく「移動」に1日かかるだろうと思います。大分は遠いですからね。まあ、着いたら温泉が待ってくれているでしょうから。家族みんなで行きますが、この規模の集会では必ず託児所が設けてあるのが助かります。昨年も行ったのですが、託児所に預けられている子ども達はみんないい子でうちの子達ともよく遊んでくれたんですよね。幼稚園から高校生くらいまで・・・「民研に来る人達の子どもはいい子」と私は思いこんでいます。我が家を除いてですが・・・・あとMから預かっている「石碑と銅像で読む近代日本の戦争」の本も売ってこようと思います。今のところ、売り上げ順調ですので、妻と二人でそれぞれの分科会で売ろうと思っています。とにかく、いい勉強ができればいいけど!ついでにいい「物見遊山」になれば言うことありませんが・・・・・カギを握っているのはネガティブ娘です!
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by yksayyys | 2007-12-25 05:35 | 社会 | Comments(1)

娘とのバトルの日々

 ネガティブ娘は相変わらずで「無茶苦茶な事」を言い出しては両親に怒られ、泣き出すということが続いています。長期休業になると、顔を合わす機会も多くなるのでその分バトルも増えます。最近多いのが「・・・・が見つからない。」と大騒ぎするパターンです。自分が片づけてないのが理由なのですが、まず「見つからない。誰か探してよ。」と泣き出します。そして、次は「お父さんがゴミ箱に捨てたんでしょう。」と他人のせいにしてさらに大泣きします。しょうがなく一緒に探してみると、ほとんど本人の机の上やランドセルの中からすんなり出てきます。そう、しっかり探していないのです。それを注意するとむくれてどっかの部屋に逃げ込みます。ここ3日間このパターンです。最近は、3歳の息子が妙にしっかりしてきて「ちゃんと探さないからだよ。」とか「お父さんに謝りなさい。」とか言うので、余計に娘はカリカリするようです。少しは成長して欲しいのですが・・・・我が子の子育て、ウーン難しいです!
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by yksayyys | 2007-12-25 05:24 | 育児・家庭 | Comments(0)

熊井啓という人

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昨夜のNHK教育で放映された熊井啓のドキュメント番組をみました。「最後の社会派映画監督」と言われた熊井には以前から興味があったので楽しみにしていました。期待を裏切らない番組、というよりは「人物」でしたね。ああいう生き方には憧れます。帝銀事件、安保、下山事件、差別、戦争、冤罪そういうものを正面から取り上げて脚本を書きメガホンをとり続けたことに心から敬意を表したいと思います。最近では「海と毒薬」が有名ですが、私にとっては何といっても「サンダカン八番娼館 望郷」が良かったです。田中絹代の演技が高く評価されましたが、映画そのものもとても良かったと思います。熊井の妻によれば文字通りの「無頼派」だったようですが、仕事にかけた情熱は並々ならぬものがあったようです。栗原小巻や渡辺謙らが彼を慕ったのも熊井の人柄だったんだろうと思います。私としては熊井を「最後」にするのではなく「社会派」映画監督が次々に出てきて欲しいのですが・・・・・
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by yksayyys | 2007-12-24 09:27 | 社会 | Comments(0)

完全復帰!?

 ここ数ヶ月あった「迷い」「逡巡」がようやく吹っ切れてきました。先月ほとんどブログが更新されなかったのもそういう精神状況が影響したものでした。たぶん外からは気づかなかったと思いますが・・・・ただ、ここ数日の間に以前の自分を取り戻しつつあるように思います。「長期休業に入ったから」と言われればそれまでですが!「自分にやれること」「自分にしかやれないこと」を探して邁進していきたいと考えます。アマノジャク精神を忘れずに!!
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by yksayyys | 2007-12-23 22:37 | その他 | Comments(0)