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アマノジャクはこう考える

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 今年最後の読書となりました。大掃除の間の1時間ほどで読み終わりました。山田朗、渡辺賢二、久保田貢、吉田裕、成田龍一という歴史教育者協議会、歴史学研究会の面々が集った座談会の記録です。あれこれ考えさせられるやりとりもありました。自分自身に引きつけると「なるほど」と思う部分もありました。が、まだ整理はついていません。これと先ほど届いた今野日出晴「歴史学と歴史教育の構図」(東大出版会)を読んでから「社会科実践報告集」の原稿を書こうと思っています。タイトルだけは決まっています。「社会科教育と社会科研究のあいだ」です。新年度最初の原稿となる予定です。
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by yksayyys | 2008-12-31 15:50 | 読書 | Comments(0)

大晦日

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 昨年までは「格差」という言葉がキーワードだったような気がしますが、今年はさらに突き進んで「貧困」という言葉がさかんに使われました。「恐慌」という言葉も頻繁(はんざつではありません)に使われるようになり、「リストラ」ならぬ「解雇」の言葉が踊るようになっています。トヨタなどの「内部留保」に言及する識者もほとんどいません。「厳しい」と言ってしまえばそれまでですが、「人間の命と生活がこれほどまでに危機に瀕している」という意味では「100年に1度の危機」という謳い文句もあながち嘘ではないような気がします。ただ前回の「危機」はそのまま「大戦」へと突っ走りました。今回はそれだけは避けねばなりません。「丸山真男を引っぱたけ」(だったかな)を書いたAさんはフリーターからフリーライターになったそうですが、若者の不安が決して「体制批判」だけに向かわないのは歴史が証明するところです。先ほど笠原十九司「南京事件論争史」を読みましたが、やはり「今の日本はおかしい」と思います。「行くところまで行かないと日本人にはわからない」と言った学者もいましたが「行くところまで言ったら」おしまいです。しかし、「おかしい」と思っている人はあちこちにいます。その人の鉱脈を探りながら来年度も頑張っていこうと思います。いつもの決まり文句ですが「最後は人です」!」

(写真は九民研で飾ってあった中学生製作「ゲルニカ」のタペストリーです。)
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by yksayyys | 2008-12-31 10:33 | 社会 | Comments(0)

鹿児島を見つめた2008年

 この1年間は、地元「鹿児島」をじっと見つめた年だったような気がします。「特攻の授業実践」にしても「篤姫」関連の報告、フィールドワーク、あるいは原稿書きに始まった「西郷取材」、そして郷土資料集編集など・・・・合間にも多くの講演や学習会にも参加しました。そして、職場においても地域においても「鹿児島」を強く意識したできごとに多く出会いました。時には喜び、時には怒りに震えながら・・・・・来年は、これを無駄にせずに「日本、アジア、世界」とつなげる視点を獲得できればと考えています。「何が!」と言われると困りますが、常にそういう問題意識を持ち続けたいと思います。
 ネットで流れる「ガザの状況」に心を痛めています。こないだの郡山総一郎さんの講演でも感じましたが、まだまだこの世界には「知らないこと」と「信じられない」ことが山のようにあります。だから「やりたい」ことが山のようにあります。
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by yksayyys | 2008-12-30 20:07 | 社会 | Comments(0)

TVタックルを観て

 昨夜、TVタックルを観ていたら、田母神元航空幕僚長が出てきました。そして、相変わらず「好き放題」の意見を言っていまいた。ただ、気になったのは本人以外の人達の意見でした。私の見たところ田母神に本気で怒っているのは森永卓郎と穀田恵二だけのように見えました。あとの人達は「同感だけど、立場上考えないと!」というものが多かったように思えます。田母神が自衛隊における教育について「学校で反日教育ばかりやるから」」と発言してもサラッと流された気がしました。世論はその程度なんでしょうか。「田母神の反論に一役」そういう番組に見えました。
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by yksayyys | 2008-12-30 10:04 | 社会 | Comments(2)

BSで「影武者」を観る

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 国際・平和教育研究会の報告前に同じ歴教協のKさん(大隅半島の戦跡調査で有名な実践家)と黒澤映画について話をしました。Kさんは昨夜2007年版「椿三十郎」をテレビで観たとのことでしたが「やっぱりモノクロの前作が良かった」と言っていました。私は前作しか観てませんが「だろうな」と思いました。私も先週BSで「影武者」を観ました。感想は「つまらない」のひとことでした。私は、黒澤映画は「影武者」以降は全然面白くないと思います。理由はいくつかあります。「映画祭など国際評価を意識してやたらと様式美が強調されすぎ、ストーリーやセリフの面白さがない」ことと「説教臭い」ことが最たる理由だと思います。Kさんは「8月の狂詩曲がいい」と言っていましたが、私には「説教臭さ」が鼻につきました。今回「影武者」を初めて見て思ったことは「これでカンヌのパルムドールを取ったことでつまらなくなったんだろうな」ということです。前期の「椿三十郎」「七人の侍」のみずみずしい作品の方がずっといいと思います。
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by yksayyys | 2008-12-29 19:58 | 映画 | Comments(0)

血中酸素

 昨日、喘息の発作が出て日曜当番医のところまで出かけました。診察の時、指をはさむ検査をしたところ、「血液中の酸素がかなり低い」ということで、急遽「吸入」を行いました。診察のあとは吸入薬、飲み薬、貼り薬といっぱいもらいました。しばらくは「定期通院」しないといけないとのことでした。ふーんって感じですが、肝腎なことがわかっていません。血液中の酸素が少ないとどういう風に困るのでしょうか!?うーん!
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by yksayyys | 2008-12-29 12:07 | 育児・家庭 | Comments(0)

 先ほど、桜島(古里観光ホテル)から帰ってきました。意外に近く、片道で1時間20分くらいでした。妻が入れ替わりに実家のお店の手伝いに出かけました。今日から31日の夕方まで私が「子守り」です。ちょっと憂鬱です。
 さて、国際・平和教育研究会ですが、ちょっと目論見が外れました。歴教協のような教師の研究会だと思っていったのですが、正直言って「学会」でした。報告20分、質疑10分という時間配分からしてまさしく「学会」ですよね。参加者のほとんどは大学の研究者でした。それも年齢からいってほとんどは教授でしょう。Kさんはすごい組織で活動しているのだなと感心しました。しかもこういう企画を単独で仕切るとは・・・
 報告は、パワーポイントを使ってやりました。いいたいことは山ほどありましたが、スライドの表示にそって説明しました。何といっても20分しかありませんから。残り4,5分の質疑で聞かれたことは、「薩摩の農民は8公2民というが、実態は違うのではないか」といういかにも「常識を疑う」風の学者っぽい質問でした。私は、「さつまいもなどの雑穀があるのは事実ですが、餓死者もでていますので、この8公2民という数字はかなり実相に近いのではないかと思います。」と答えました。あと2つ質疑に答えたのですが、なぜか全然覚えていません。たしかその「薩摩の農民」に関する話だったと思うのですが・・・・確かに狙ったところでは「笑い」も取れたのですが、他が学会報告という感じでしたので、それに比べると私のは「オープニングの出し物」という感じでした。Kさん、すみませんって感じです。まあ、とにかく終わりました。今年は、よく報告・発表をした年でした。今日、明日は「パパ」に専念することになりそうです。息子が咳き込んでいるので外にも出られません。あーあ!!
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by yksayyys | 2008-12-29 12:03 | 社会 | Comments(0)

宮崎の憂鬱

 先日のブログに書いた宮崎でおきた憂鬱なできごとについてふれておきます。不快なできごとが2つおきました。1つは、分科会に関してです。私の参加した分科会には毎年参加される退職者Kさんがいます。歴戦の勇士なんだろうと思います。が、とにかくこの人しゃべりすぎるのです。多分、分科会の時間の半分以上はこの人がしゃべっています。レポートは持ってきていません。討論の時間にレポートとは離れて「私の思い」を語るか「唯物史観の歴史を滔々と語る」かのどちらかなのです。話も上手ではないし、かなり観念的です。教条主義といったほうがいいかも知れません。最悪なことに今年はそのKさんが司会を買ってでました。正直言って、あの分科会のほとんどの人は「うんざり」していました。1日目に来た人が2日目2人来ませんでしたが、間違いなくKさんが理由だと思います。Kさんがしゃべると不愉快そうな表情を浮かべていたからです。あとから聞いた話では2日目来なかったMさんは、「県の世話人をやめさせてほしい。来年度はレポーターも辞退する。」と言ってきたそうである。そうだろうなと思う。私も来年が鹿児島大会でなければ違う分科会に行きたいくらいである。ただKさんは何もわかっていないようである。他人のコメントに割って入る悪い癖も直りません。私の報告にはとても好意的で助かった面があるのですが、私の意図とは違った方向で議論しようとして周囲を戸惑わせたりもしました。「来るな」とも言えないし、とても困っています。今回来た人で「次必ず行きます。」と言ったのは、皮肉にもこのKさんだけでした。ああ・・・・・・
 もうひとつの「憂鬱」は怒りの度合いとしては相当なものでしたが、もう過去のできごとなので封印します。世の中にはいろんな人がいます。わかってはいますが、やはり頭にくる人がいます。明日はいい出会いがあるといいな。
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by yksayyys | 2008-12-28 22:12 | 社会 | Comments(2)

 昨日、宮崎から帰ったばかりですが、明日午前中桜島に出かけてきます。国際理解・平和研究会(いちおう全国大会)で報告するためです。報告内容は、九民研の報告を少し手直しした「篤姫ブームから考える鹿児島の歴史認識」です。発表時間が30分と限られているのでかなり要領よくまとめて話す必要があります。ただ、私に頼んできたKさんに恥をかかせるわけにはいきませんのできちんと報告するつもりです。夏の歴教協、九民研と今回、3つ同じ報告ですが、スライドもレジュメも同じものを使ったことはありません。必ず手直ししてから次に臨みます。そうすることで内容も磨かれていくのだと信じています。実際、学会報告はそうなってきていると思います。明日は、全国の「平和教育」の実践家の集まり。心して参加します。おそらく今日は徹夜にちかくなると思います。では!!
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by yksayyys | 2008-12-28 21:54 | 社会 | Comments(0)

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 九民研の講演は2つとも素晴らしいものでした。最近、教育関連の研究会では、つまらない教育学者の話が多かっただけに翻訳家の池田さん、フォトジャーナリストの郡山さんの話は強烈な印象を残しました。まずは池田さん。ベストセラー「世界が100人の村だったら」を翻訳した女性でだいぶ前には「ソフィーの世界」も訳していました。作家だけに話の組み立てがうまいですね。話が」うまいだけでなく、「話の新しさ」「切実さ」においても十分すぎるほどでした。「講演はこうあるべきだ」とも思いました。来年度の鹿児島大会では2つとも学者の講演が予定されており、最新のチラシでは記念講演の方は学者の講演が決定したようでした。実行委員会で私は反対したのですが受け入れられなかったようです。せめて特別講演でもいい人を選んでくれればいいのですが・・・・
 閉会集会の講演は郡山さんでしたが、私は「イラクの人質事件」のことに何もふれないことに好感を持ちました。中身が物足りなければ、不快感を感じたでしょうが、タイとカンボジアに絞ったルポに十二分すぎるほどの内容がありました。しかし、映像って説得力ありますね。「百聞は一見に如かず」といいますが、郡山さんの臨場感あふれる写真と淡々と語られる「信じがたい事実」に会場あ然とさせられました。私は「質疑応答」の時に退席しましたが、その間ずっと「池田さん、郡山さんに匹敵する人はだれかなあ」と考えていました。鹿児島の実行委員を納得させられる人物を考えておこうと思います。とにかく、宮崎はいい講師を選んだと思います。
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by yksayyys | 2008-12-28 00:16 | 社会 | Comments(0)