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「このタイトルで買わないわけにはいかない」という本がこれでした。「戦争体験」と「戦後史」はどちらも興味・関心度NO,1の言葉ですが、それが結びついているともうこれは「しょうがない」ということになります。実はこの著者の本は一昨年に1冊読みました。「殉国と反逆~「特攻」の語りの戦後史~」というタイトルで、当時「特攻の授業」を準備していた自分が参考のために読んだもので、結構「歴史地理教育」のメーリングリストなどでも紹介されていた本です。この本が「特攻」に特化していたとすれば、今回の新書は「戦争体験」そのものに広げて書いているものと言えます。ただ、途中まで読んだ感想を言わせてもらうとこの2冊は「かなり似ている」と思います。おそらく前著を読んだ編集者が「あれと似た内容でいいから新書で!」と言って作った本ではないかと思います。ただ、それは2冊とも読んでいる私だから気づくことで、それぞれ1冊ずつ読むことで収穫は大いにあると思います。特にメディア・出版が「戦争をどうとらえていたか」を戦後史の流れに沿って検証していく叙述にはいくつもの重要な指摘があると思います。Iさんには前著を渡そうと思っています。
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by yksayyys | 2009-03-29 22:34 | 読書 | Comments(0)

Bさんを偲ぶ会

 昨晩は「Bさんを偲ぶ会」が某居酒屋でありました。いちおう私の方で準備はしましたが、あれこれ行き届かない面はたくさんありました。参加者のみなさん、ご容赦下さい。会そのものはとても楽しいものでした。「年忌の集まり」が「楽しい」というのは不謹慎なのかも知れませんが、Bさんのつれあいさんが楽しそうにしているのを見て「良かったかな」と勝手に思っています。2次会はすっかり「いつものペース」でした。学年度の最後に「Bさんを思い出して集まる!」プクプクさんが言うように恒例化していきましょうか。「おたがいの1年間をねぎらう」そういう場になりそうです。参加された皆さん、いろいろありがとうございました。
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by yksayyys | 2009-03-29 16:51 | その他 | Comments(2)

 昨年亡くなったBさん、早くも1年忌が過ぎました。先週の土曜日が命日でした。今日は、「ごくごく内輪」で「Bさんを偲ぶ会」をやります。発起人はプクプクさんです。場所はBさんともよく飲んだ居酒屋です。それにあわせたかのように昨日Bさんの修論の一部と追悼文を掲載した中社研実践報告集も出来上がりました。今日それも紹介するつもりです。Bさんを肴にたっぷり飲ませていただきます。「飲み放題」ですから(笑)
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by yksayyys | 2009-03-28 07:09 | その他 | Comments(1)

Iさんのお手伝い

 今日、韓国人留学生Iさんのために「特攻を考える会」の会長さんへの取材と教育会館への取材をセッティングしました。両方ともスムーズに決まりました。Kさんをはじめ関係者の協力のおかげです。このIさんへの協力は私にとっての「戦争責任」のとりかただと思っています。私自身に「戦争責任」があるのかどうかはわかりません。しかし、「韓国の人達に何らかの形で日本人としての責任を果たしたい」という思いはずっとありました。Um先生の影響があると思います。幸いその機会がこうやって訪れたことを嬉しく思います。Iさんの研究テーマである「戦死者慰霊と平和教育」はまさに私たち日本人のテーマだと言えます。彼に協力してそこから学ぶことは私の「義務」であり「責任」だと思います。とりあえず3月30日と4月12日は彼と同行します。役に立つと良いのですが・・・・・
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by yksayyys | 2009-03-27 19:38 | 社会 | Comments(0)

転勤あいさつ

 異動になるとあちこちで挨拶をすることになります。25日はPTA送別会がありました。ここでの挨拶は殊の外「好評」でした。自分でも「いいこと言ったな」と思いました。今朝は職員向けの挨拶でした。「活発に議論しましょう。」という意味のことを言いました。反応は複雑でした。そして、その後は生徒向けの「離任式」でした。話した中身のタイトルは「99対1」でした。何のことかというと前半は「相手が99で自分が1でも正しいと思えば堂々と主張せよ」ということでした。誰でも言えることではないと自負しています。どちらかというと職員に対する「嫌み」だったかもしれません。後半は「99回嫌なことを言われても1回の優しい言葉で人は救われる。そんな事を言える人になって欲しい。」と言いました。これは自分に向けて言ったことでもありました。反応はわかりませんが、おそらく「・・・・らしいな」とは思ってくれたはずです。今日で本当に「おわかれ」でした。サバサバしてましたが、花束を抱えて3年生の前を歩く時は少し涙が出ました。さらばHT中学校!
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by yksayyys | 2009-03-27 19:24 | 学校 | Comments(0)

「もう安心」の職員会議

 人事異動でうちの学校から3人の組合員が転出します。でも1人も転入してきません。自分を含めて言うのも変ですが転出していくのは3人とも「強力な」組合員でした。したがって、「残った分会がどうなるのだろう」という心配をしていました。が、今年最後の昨日の職員会議でその心配は払拭されました。議題の中に「教室配置図」がありました。どこにどの教室をおくかというものです。毎年同じクラス数なら問題は無いのですが、次年度は複雑な構成になっており、それに特別支援学級をどう配置し、「教室に入りにくい子ども」たちの教室をどこに置くか、など懸案が山積していました。管理職は、自らの案で強行突破しようとしました。が、司会の組合員が異議を唱えました。「押しつけはおかしい。みんなで納得できるまで話し合いましょう。」それを受けていろんな人が意見を言いました。これまでおとなしかった人も議論に参加しました。次期分会長に立候補した仲間も主張しました。もちろん、私も3度にわたって意見を言いました。結果、職員会議の結論に校長は従いました。管理職の立案に協力した人達は不愉快そうでしたが、実に民主的な職員会議でした。それを見て私は「ああ、もう大丈夫。安心して異動できる。」と思いました。今日、その会議の司会をした「居残り」分会員の方と話をしました。私は「昨日の会議、見事でした。」と言いました。その方は言いました。「先生がいるうちにと思って。」嬉しかったですね。「上から押しつけられるものに対して、全員の意見の集約で対抗する」これこそが理想だと思いました。何よりの「餞別」でした!
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by yksayyys | 2009-03-27 19:01 | 学校 | Comments(0)

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 最近、妻が映画にはまっています。6本観ると1本タダで観られるというシネマイレージカードがそれに拍車をかけているようです。今日もナイトショーで「7つの贈りもの」を観にいきました。実はこれ、プクプクさんの影響なんです。「映画を使った選択社会」の授業報告を聞いてからなんです。おそらく授業で使えるものを探しているのだと思います。土曜も観て日曜も観てそして今日もですから週に3日も観てます。すごいですね。そういえば、「死刑制度を考える授業」でも「13階段」などの映画を使っていました。まあ、好きなことはさせましょう。「自分のためにも」(笑)!!!!
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by yksayyys | 2009-03-24 22:33 | 映画 | Comments(2)

異動でした!

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 異動となりました。自宅から45分くらいのところです。いつかこういう写真を撮ったのですが、こっちの方向の学校に行くことになりました。金峰山、野間岳と「霊験あらたかな」山を仰ぎながら「罰当たり」な事をし続けるのだろうと思います。
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by yksayyys | 2009-03-24 21:24 | 学校 | Comments(0)

Iさんの先生

 昨日会ったIさんは鹿児島大学法文学部の西村先生という方のもとで研究をしているということでした。「初めて聞く名前だけどどんな人だろう」とネットで調べたところ「戦没者慰霊のありかた」が研究分野だということでした。だからIさんの「特攻」と結びつくんですね。下にあるのはこの方の著書と朝日に載った赤澤史朗の書評です。こういう人が身近にいたんですね。いつか勉強させてもらいたいものです。

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「戦後日本と戦争死者慰霊」[著]西村明

■歴史的な見取り図を提示
 靖国神社問題とは何だろうと考えるとき、まず直面して呆然(ぼうぜん)とするのは、戦後日本人の戦没者「慰霊」追悼のあり方が、とても多様だということだ。戦没者の「慰霊」は、靖国神社だけにけっして集約されないのだ。それは宗教的な形を取るとも限らない。空襲や戦場の体験記は、しばしば空(むな)しく死んだ家族や戦友の供養として書かれるのである。そんな中で、靖国神社の占める位置を確定するためには、日本人による戦没者の「慰霊」のパターン全体の、見取り図のようなものが必要になる。本書の意義は宗教学の立場から、「慰霊」のあり方の歴史的な見取り図を提示したことにある。本書では中世からの系譜をたどり、近代に優勢となった国家的慰霊システムと、前近代以来の民衆的な無縁死没者供養の二つの対抗的なパターンで、日本人の戦没者「慰霊」を説明する仮説を立てている。
 本書で扱った長崎の原爆死没者「慰霊」のケース分析では、官が主催する祈念式典と民間の慰霊祭の二つは、昔からの対抗的な「慰霊」のパターンを継承したものだということが、丁寧に論証されている。靖国問題を考える上で、新生面を開く書物といえよう。
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by yksayyys | 2009-03-24 18:37 | 社会 | Comments(5)

Iさんとの出会い

 今日、学校に韓国人留学生Iさんが訪ねてきました。Iさんはソウル大学後期博士課程で勉強している「エリート」です。「特攻隊と平和教育」について研究しており、東京に1年いて3月から1年間「特攻を調べるため」に鹿児島に来ているとのことでした。私の「歴史地理教育」の文章を何度も読み込んでいる感じでした。日本語はペラペラでした。が、それ以上によく勉強していることに驚きました。そういう人と交わす会話は実に楽しいですね。特攻については、ほぼ知っている限りのことは伝えましたが半分くらいはもうすでに知っているようでした。あと「日本の平和教育の歴史と実態」についても話しましたが、実に興味深そうにメモしていました。途中、「日本と韓国の民主化」についての話になりました。韓国でおきた光州事件についても話をしました。Iさんは光州の出身で当時6歳だったとのことです。とにかく「外出するな」と言われ家から出なかったものの外で激しい言葉のやりとりが行われていたことをよく覚えているそうです。私は、正直に「軍事政権から今の韓国に至る民主化は驚くべきスピードだったと思いますが」と言いました。Iさんは「そうです。日本みたいになりたいと考えていたのが、90年代終わりくらいから逆に日本の民主化が後退したような気がします。」と言いました。鋭いですね。いわゆる「99年問題」と言われるものです。あの年に国旗・国歌法や周辺事態法、住民基本台帳法案など「人権を取りしまり、戦争準備を始める」動きが加速したと言われています。あと、私が提示した資料にあった朝鮮総督府跡の写真を見て喜んでいました。「取り壊される時、私見に行ったんです」とのことでした。あと、私が構想している「東アジアの中の鹿児島」授業プランに興味を示してくれました。特攻隊の授業をする時は見に来ると約束してくれましたし、私の授業にも協力してくれると言ってくれました。歴史に限らず、地理などでゲストティーチャーとして頼もうかと思っています。さしあたっては、4月にある特攻隊基地跡で行われる慰霊祭にともに見学にいくことにしました。彼は車がないので私が運転手となります。実はその特攻基地跡は、私の異動先です。これも「縁」ですね。この「出会い」大事にしたいと思います。
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by yksayyys | 2009-03-23 23:18 | 社会 | Comments(3)