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案内送ります

 12月11日の公開授業の案内が先週ようやくできあがり、発送されたようです。「今頃!」って感じです。
ただ、管理職は近所の学校しか配布しないようですので、もし参観希望の方がいたら連絡下さい。案内の公文を送ります。まだまだ授業の中身は固まっていませんけどね!
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by yksayyys | 2009-11-30 21:27 | 社会 | Comments(0)

USさんへの聞き取り、そしてIさんの送別

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 今日はIさんと2度目の「特攻基地」「強制連行」の聞き取りに加世田まで出かけました。聞き取りの相手は加世田市誌の歴史をほぼ独力で書き上げた郷土史家そして元校長であるUSさんです。御年89歳だということでした。孫のUKさんは考古学の方でご活躍だということです。計画では、私の方からいくらか「加世田の中世・近世史」に触れてから、次第に本題である「特攻」「強制連行」に話を移していこうと思っていました。が、その計画は良い意味でパーとなりました。Iさんが韓国人留学生だとわかった時点でUSさんはにっこり微笑みました。USさんは戦前韓国の京城師範学校を卒業後、戦時中は韓国の国民学校で教師を務めていたということでIさんに対しとても懐かしそうに語りかけていました。そして、話はスムーズに「強制連行」の話となりました。初めて聞く話もありました。連行された朝鮮人が病気になった時の様子、病人を保護した防空壕の様子。ただ、それ以外は既知のものばかりでした。それもそのはず、今まで聞き取りをしたほとんどの方はUSさんの書いたものをもとに話していたのです。そう、USさんがこの地域の「公式の歴史」の語り部なのです。約1時間半、USさんは語り続けました。韓国にいた頃の話をするのが一番嬉しそうでした。その頃の教え子とは今でも交流があるようで、毎年のように加世田まで訪ねてくる教え子がいるとのことでした。I「さんも言いました。「意外に韓国人に慕われた日本人教師は多いんですよ。」・・あとUSさんが面白いエピソードを教えてくれました。「創氏改名は明らかに間違った政策です。でもそういう法律はなかったので力ずくで強制することはなかった。そして、最後まで改名しなかった児童が一人いたことをよーく覚えています。」そういう具体的な話は胸にしみますね。正午前にUS家を出ましたが、思い出深い聞き取りとなりました。その後、大浦の食堂で食事をしてIさんを宿舎まで送りました。Iさんは来週、私の公開授業の日に東京へ行きます。しばしの別れとなります。固い握手をして別れました。写真はUS家で撮ったUSさんとIさんです。
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by yksayyys | 2009-11-29 20:45 | 社会 | Comments(0)

白磁、青磁

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 さらに別のT家の家宝を見せてもらいました。代々、きれいに磨いて12月14日の祭日にお供えしていたらしいのですが、これも何十年か前に貴重な中国の「白磁、青磁」だということがわかったということでした。Tさんの奥さんは言いました。「こんなものをどうして大事にするのか不思議でしょうがなかったんですよね。でも姑から厳しく言われたものです。先祖代々伝わっているものだと。」そうして守られてきたんですね。あと、その客間にはM画伯(私はしりません)が書いた襖絵がありそこには「中国から万之瀬川まで船が渡ってくる様子」が続き絵で描かれてありました。これも焼き物ともども「生徒に見せたいなあ」と思いましたが、今回は初めてなのでその言葉はグイと飲み込みました。しかし、帰りにちゃっかりとお願いしました。「いつか学校に来てお話していただけませんか。」と!Tさんは「隠居の身ですから時間はいくらでもあります。お役に立てれば。」と快い返事でした。いやあ、いいフィールドワークでした。
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by yksayyys | 2009-11-28 06:52 | 社会 | Comments(0)

マソ像を見にいきました

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 今日は期末テストの最終日で午後時間がありましたので、校区内の民家にあるマソ像を見に行ってきました。マソというのは宋代に実在した女性で霊能に優れ死後は「航海の神」として信仰の対象となっています。日本にもあちこちにあるのですが、近世以前のものは南さつま地方に集中してあります。そしてそのうち最も完全な形で残っているのがこのT家に伝わる像なのです。九州国立博物館から何度も展示の誘いがあり、別のものは差し出したのですがこのマソ像は「氏神だから動かせない」と断ったそうです。真ん中がマソで後ろに2人侍女がいて左で目を凝らしているのが「千里が見渡せる」右で耳をそばだてているのが「千里がきこえる」像で、どちらも「よく見えてよく聞こえれば航海は無事である」という「航海の神」を支える役割を果たしています。両端の像は直接はつながりがないということでした。授業では、スライドで紹介するつもりですが、次は生徒を連れていこうと思っています。Tさん曰く「近所の者はほとんど知りません。こういう私も何十年か前に大学の先生に言われるまでそんな貴重なものとは知りませんでした。」とのこと。これから親しくおつきあいしたいと思っています。地元の学校の教師が来たということでとても喜んでくれました。良かった、良かった!
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by yksayyys | 2009-11-28 06:39 | 社会 | Comments(2)

娘の悲しい詩

 今日のM新聞にうちの娘の詩が載っていました。地域総合版の右端にありました。実はその詩、悲しい内容でした。先日、私が宿泊学習、妻が修学旅行で子ども二人を実家に預けたのですが、その時の「寂しさ」を書いたものでした。「弟は泣いてた。でも私はお姉ちゃんだから泣かない。」そういう内容でした。妻とふたり複雑な思いで読みました。そろそろ人事の季節、いろいろなことを考えてしまいます。
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by yksayyys | 2009-11-25 22:07 | 育児・家庭 | Comments(1)

Iさんの「深い」報告

 今日はN支部の教育会館で平和教育サークルに参加してきました。今日まで誘われながらずっと逃げていましたが、今回は韓国人留学生Iさんの報告とあって参加することにしました。私の役割はIさんの紹介でした。が、Iさんの報告は良かったですね。博士論文のうち「鹿児島の特攻隊慰霊と強制連行」の部分に絞った報告でしたが、深い深い内容だったと思います。「丹念に資料や証言を集めながら学問的に再構成する。」そういう論文だったと思いますが、Iさんは時に文学的な表現も好みます。今回も文学者や哲学者の文章を織り込みながら、「文章を紡いで」いたと思います。報告が1時間。あと質疑応答、意見に2時間半かかりました。伝統ある平和教育サークルだけあって、中身の濃い討論になったと思います。Iさんとは最後の聞き取りを日曜日に行う予定でいます。そして、来月の11日には鹿児島を発つ予定です。残り少ない日々また多くのことを学ばせてくれそうです。
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by yksayyys | 2009-11-25 02:17 | 社会 | Comments(1)

あらためて「社会科研究」を考えた

 先日の中社研全国大会のIさんの講演を聴きながらあらためて思いました。「社会科教育と社会科研究の間に距離がある」と!昨年の中社研実践報告集にそのことを書いたつもりでしたが、「やっぱり」そうでした。Iさんが私たちに伝えようとしていることに「新しさ」も「こだわり」も感じられませんでした。思ったのは「現場の教師をよっぽど信じていないんだな」ということでした。さらに言わせてもらえば「現場の教師ってかなり馬鹿にされているんだな」ということでした。この思いは今まで文部科学省関係者の発言に常々感じていたことでした。あの人達は「この程度の知識や教養しかない教師たちにこの国の子どもたちを任せてなるものか。われわれが考える指導要領に忠実に従えばいいんだ。」と思っていると思います。末端の教育委員会の指導主事でさえそう思っているふしがあります。それに加え今回は「社会科研究」を職業としている人達にその「匂い」を感じました。以前、K大学のMさんは全国規模の社会科学会で「こういう授業をすべきだ」と提案する研究者に向かって言いました。「あなたがたは不遜だ。われわれに出来ることは、現場の実践の有効性を吟味しその評価をすることにある。」私は、今になってその意味を痛感しています。・・・・・・ただ、救いは現場の教師たちが果敢に学会、研究会で発表、報告に挑んでいることです。今回のNS学会のプログラムを見てそう思いました。そういう人達のことをUm先生は「実践的研究者」と呼んでいました。その果敢な実践的研究者であるプクプクさん、ぜひ今回の報告の様子を聞かせてくださいね!
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by yksayyys | 2009-11-23 18:46 | 社会 | Comments(2)

夜光貝を借りに行く

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 昨日、知り合いの家に夜光貝を借りに行きました。そう、授業で使うためです。この知り合いは徳之島に赴任中に夜光貝の輝きに魅せられて、「ずっと磨いていた」ということでした。自宅には、原貝、磨いた貝、アクセサリーが所狭しと並べられていました。ひとつひとつがうん万円もするシロモノばかり。「大切に使います」といいながらごそっと借りてきました。今回の公開授業で使う唯一の実物教材です。子ども達の記憶に残るといいですが・・
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by yksayyys | 2009-11-23 17:01 | 学校 | Comments(0)

曽木発電所遺構を見に行く

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 今日、家族で伊佐大口まで曽木発電所遺構を見に行ってきました。ここ数年人気スポットとなっていた近代化遺産のひとつです。築ちょうど百年ということでした。例年この時期はダムの底に水没するはずなのですが、今年は渇水でこの時期もはっきり見えるということでわざわざ行ってきました。NPOが船を貸し切って遊覧船を仕立てて案内してくれました。優雅な眺めと発電所遺構のレトロな姿がマッチしてとてもいい企画だったと思います。3日間だけの企画ということで「さぞや多くの観光客が・・」と思いましたが、そうでもありませんでした。近くの曽木の滝公園の「もみじ祭り」の方がはるかに盛況でした。まあ、自分たちは満足しましたからいいですが・・ああ、明後日からのテスト問題がまだ仕上がっていない。急がねば!
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by yksayyys | 2009-11-23 16:35 | 育児・家庭 | Comments(0)

中社研全国大会終わる

 昨夜飲み過ぎて今日は1日ダウンでした。反省!
さて、19日、20日は中社研全国大会に参加してきました。何が一番良かったかというと、公開授業でもなく、講演でもなく、研究発表でした。それもわが鹿児島県代表で地理分科会のSさんのものでした。何が良かったかを言います。1,内容が良かった。概念をこねくりまわす発表が多いなか、理論を実践によって証明していくという実にシンプルで説得力のあるものでした。テーマである「実践知と方法知のバランス」についても我々が常に疑問に思ってきた「最近は方法に固執するあまり内容がおろそかになっている」ということを証明してくれたものでした。2,発表者の人柄がにじみでる温かい雰囲気が出ていた。発表には、「失敗の報告」もありました。「失敗談は克服されてのみ発表の意味がある」と言いますが、まさにそういう位置づけでSさんの正直さが出ていました。あと、地元のプロ野球選手の紹介をし、「宮崎の方々はキャンプインの時応援してあげてください」というユーモアも忘れませんでした。3,質疑応答への答えが迅速かつ的確であったということ。聞かれたことを瞬時に理解できるのは「理解力に優れている」証拠だと思います。それを、短い言葉で表現できることは「頭の回転が速い」証拠だと思います。とにかく「鹿児島にSあり」をアピールできた素晴らしい発表でした。そして、「鹿児島が「地域」にこだわっているのはこういう意味からである」ということを実証してくれたような気がしました。研究部員として嬉しい限りでした。いやあ、良かった、良かった。
 ついでに地鶏の炭火焼きもおいしかったです!
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by yksayyys | 2009-11-21 18:17 | 社会 | Comments(2)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


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