Skype

土曜日の夜は久しぶりに研究仲間との学習会でした。今年度最初のそしておそらく最後の学習会でした。私の投稿論文を検討してもらいました。やはり他人に見てもらうことは大事ですね。おそらく自分では気づかないところばかりだったような気がします。プクプクさんは東北の地からSkypeで 参加しました。いわゆるテレビ会議というものでしょうか。学習会後の飲み会も画像を通して交流ができました。いないはずなのに、まるでそこで一緒に飲んでいるような不思議な感覚でした。とても楽しい宴でした。
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by yksayyys | 2016-01-31 22:53 | 社会 | Comments(1)

「中村屋のボース」で注目され、報道ステーションでコメンテーターとして活躍する若手研究者の著書です。この人「保守」という言葉にこだわります。本来、「保守」というのは「大東亜戦争肯定」でも「原発推進」でもない。ましてや橋下徹など「保守」とは対極にいるものと批判します。特に福田恒存に心酔しているようで全体を通してかなりの引用がありました。日本人は戦後、このタイトルにあるように「保守とリベラル」の中間あたりを定点と定めて政権を託してきたように思います。それが現実主義であり、著者いうところの「保守主義」だったのだろうと思います。そう考えれば、両極を嫌う私の思想もその辺にあるのかもしれません。「保守」というのも結構幅のある奥深い思想なのかもしれません。だからこそ報道ステーションに出演しているのでしょう。
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by yksayyys | 2016-01-31 19:07 | 読書 | Comments(0)

マスコミ論シンポジウム

今日、午前中は組合の教研組織者集会でした。いろいろ本部より「お願い事」がありました。今回はずっと黙っていました。なぜなら、今年度は何もしていないのに等しかったからです。実践の裏付けがないままに何を言っても説得力はないですから。
 会終了後は、鹿児島大学まで移動しました。法文学部マスコミ論講座主催のシンポジウムに参加するためです。新聞紙上に案内が出ていましたが、昨年度は「鹿児島大空襲」がテーマでとても勉強になりました。今年は「鹿児島と沖縄」がテーマでした。が、何と言っても今回のシンポジウムは岡留安則の話が聞けるのが最大の魅力でした。だって、あんなに楽しみにしていた雑誌「噂の真相」の名編集長なのですから。この人2004年からずっと沖縄に移住しているのだそうです。40分の基調報告でしたが、まあ内容は期待したほどではありませんでした。それよりも次に提起した琉球新報の記者の話が抜群に良かったですね。紹介された「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故」の未公開映像は「戦慄もの」でした。それだけで来て良かったと思いました。
 会場でOさんに会いました。前任校で彼の教育実習の担当教官を務めました。彼は「評価授業は自分のやりたい内容で」という私の指示にこのヘリ墜落事故の授業で応えました。実習生らしからぬ深い授業でした。今日も「案内を見てこれは行かなきゃと思ってきました。」とのこと。現在は姶良の小学校で働いています。数年の非常勤講師を経て今年度ようやく正式採用となりました。きっといい教師になってくれると思います。
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by yksayyys | 2016-01-31 18:52 | 社会 | Comments(0)

教育対話集会

 金曜の夜はM市の教育対話集会でした。私も関わっています。私の仕事はデータ集計でした。100余りの中学生のアンケートを集計し、コメントを書き出し当日発表するWさんに「あと分析・考察はお任せします。」と渡したのがちょうど1週間前でした。が、今日会場に着いてみたらビックリ。そこで配布された資料は私のデータ集計がそのまま印刷されていただけ。数字だけは付け足してありましたが、コメントはすべてそのままで分析も考察の文章も何もなし。「そりゃないだろう」と思いました。が、まあ考えられないこともなかったのでよしとしました。
 テーマは「土曜授業を子どもたちはどう見ているか」です。割合としては土曜授業に賛成、反対、どちらでもないが「1対3対2」といったところでした。これは小学生、中学生と変わりはありませんでした。子どもたちは「友達と会うのは楽しい」し、教師側の工夫による体験的な活動をむしろ楽しんでいるようでした。私も指名されたので3点意見を言いました。「楽しい活動を土曜日に特化するのではなく月から金に行うべき。」「学校教育に社会教育、福祉の領域の仕事が要求されている。何も環境整備もないままに。」「実施の是非、回数、内容すべて行政のトップダウンで決められていることが最大の問題」・・・この集会で唯一意義があったと思えたのは、会場にいた教員以外の方々に土曜授業の様々な課題が伝えられたことではないかと思います。「最初はよかとり組みじゃと思った」とコメントした男性の意見がほとんどの市民の受け止め方なのだろうと思います。
 その数日前には県との交渉の様子も伝わってきました。私たちはだんだん労働者から奴隷へと変わっていっているようです。モチベーションの限界にきているような気がします。
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by yksayyys | 2016-01-24 16:32 | 社会 | Comments(0)

吹雪

 今、鹿児島はずっと雪が降り続いています。パソコンの不具合で写真がアップロードできないのが残念です。正午前ですでに10センチくらい積もっていましたが、その後もずっと降り積もっています。このままいくと20センチくらいはいくのかもしれません。かなり風もあるのでいわゆる吹雪となっています。交通機関もマヒしかねては閉店しない店も閉めているようです。南国は台風には免疫がありますが、雪にはきわめて弱いですね。
 子どもたちだけは外で走り回っていますが・・・室内も相当寒いですよ!室内温度が12度を指しています!
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by yksayyys | 2016-01-24 16:14 | 育児・家庭 | Comments(0)

 帰りの飛行機の待ち時間で読みました。新書は二時間から三時間で読み終わるのでこういう時にちょうどいい分量です。この本、異例のベストセラーと聞きました。特に関西人に大受けなんだそうです。「そうや、そうや、ほんまに京都の人間はいけずや!」と思う人が多いのでしょう。この井上さん、「美人論」などでもともと鬼才なのですがこの本はかなり思いっきり書いている気がしました。経験にもとづいた「京都人のいやらしさ」がネチネチと書かれてありました。4年間の住人であった私にもいくらかわかるところがありました。痛快で面白いのですが、私としてはちょっと気になる部分もありました。著者が関わった人物とのエピソードの部分です。たしかに面白いのですが、もうすでに亡くなった人のいけずな発言が実名で紹介されているところがひっかかりました。理由は簡単です。当事者が亡くなっている以上反論ができないからです。梅棹忠夫などかなりの著名人だけに「関係者がどう思うのかな」と気になりました。でも、それを気にせずバシバシ書くのがこの井上さんなんでしょうね。「京都人をいい気にさせるまわりの人間も良くない」の部分もなかなかよくわかる気がしました。
 ただ、京都に興味のない人にとってはどうでもいいことでしょうね。そんな人はこの本買いませんけどね!
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by yksayyys | 2016-01-21 21:41 | 読書 | Comments(0)

刀剣ブーム

 京都では京都国立博物館にも行きました。古めかしい本館が入れずに新しく出来た平成知新館に入りました。入ってすぐに受付の人に言われました。「刀剣コーナーに並ばれますか!」私は刀に興味がないので「いいえ」と答えると「では逆周りでお願いします。」と順路とは逆のコースを薦められました。そう、今は空前の刀剣ブームなんだそうです。若い女性が刀を見て興奮するのだそうです。たしかに、刀剣コーナーには長蛇の列が出来ていました。私は、刀剣よりはずっと仏像・彫刻や絵巻の方が面白いのですが・・・・
 帰りはミュージアムショップで10くらいのクリアファイルを購入しました。クリアファイルって実用的でいい記念になるんですよね。
 国立博物館の後は、六波羅蜜寺で空也上人像と平清盛像を拝んで帰りました。珍しく三十三間堂には寄りませんでした。
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by yksayyys | 2016-01-21 21:25 | 社会 | Comments(0)

同時通訳

 windows10にアップグレードしてからパソコンがいかれてしまったようです。不具合だらけでどうにかなりそうです。

 まあ、ともかく京都の報告から・・・・
日韓人権教育フォーラムという研究会に参加してきました。会場は龍谷大学でした。いつもは教授会に使う荘厳な会議室に日韓それぞれ20人くらいずつが参加しました。韓国側は現場の中高教師。日本は私以外は大学関係者でした。報告は私だけが40分、あとは30分が一人、10分が3人というものでした。とは言っても半分は同時通訳ですので実質は学会並の20分の内容でした。反応は上々でした。韓国のみなさんが共感してくれているのがよくわかりました。韓国の学校でも同じ立場にいる人たちではないかと思いました。
 韓国の教育現状を知る機会ともなりました。韓国の教育界は日本よりもはるかに民主的であることを知りました。教育長が選挙で選ばれ革新的な施策が行われているのも知りました。参加者の韓国の教師たちは人権条例を制定して学校に人権文化を根付かせている人たちでした。
 実に有意義な学習会となりましたが、韓国の先生たちから言われました。「あなたは韓国の歌手にそっくりです。」・・・いったいどんな歌手なんだろう!
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by yksayyys | 2016-01-18 22:06 | 社会 | Comments(3)

 日曜日の夜に放送されていた。私たち教育現場は常に教育政策に振り回されてきたと言ってよい。特に学力をめぐって「知識」と「考える力」の間で大きな振りこが揺れてきた。おたがいに「学力低下だ」「詰め込みだ」と非難を浴びせて一方の極論に引き寄せようとするためその都度現場は大混乱となってきた。元文部官僚「ミスターゆとり教育」と言われた寺脇研はずばり「悪いのは文部科学省」と断言した。その間、学校は「受験競争」「校内暴力」「不登校」「いじめ」という問題とたたかい続けてきた。この番組は三重県尾鷲市の尾鷲中学校に定点を定めて検証していた。その定点観測が番組をわかりやすくしていたと思う。この番組が対象にしていた時期は私の生育歴、教師歴とも重なる。ひとつひとつをしっかり覚えている。「総合的な学習の時間」が出てきた時に小躍りして喜んだし、そのプランを作ることがどんなに楽しかったことか。しかし、その横で「何をしていいかわからない。」「早くもとに戻して欲しい。」と嘆く教師もいっぱいいたことも覚えている。現場の校長たちのほとんどは「基礎学力の定着こそが」と言っていた。きっとその方がわかりやすく取り組みやすいなだろう。大きなテストの前に過去問を解かせる対策に熱中する管理職・教師の悪い癖はずっと前からあったような気がする。教育格差で有名になった刈谷剛彦は現在の「アクティブ・ラーニング花盛り」現象がかつてのゆとり教育に端を発する格差拡大につながることを懸念する。刈谷は、ゆとり教育は「財政削減のため」であったとし、財政支援をきちんと行うことの重要性を指摘する。
 ただ、番組の大きな流れを外れて現在の文部科学省の義務教育政策課長合田某の発言には注目すべき点があった。この人、10月の学会で講演した人で「言っていることはまとも」だと思った記憶がある。彼が、教室の中の学力格差をスクールソーシャルワーカーなどの支援で改善すべきと言った部分については納得できる部分があった。先日の特別支援教育の論議とつながる部分があった。
 
 追伸 番組中に出てきた無着成恭、太田堯、上田薫といったビッグネームがみんな元気なのに驚いた。
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by yksayyys | 2016-01-11 16:27 | 社会 | Comments(1)

松浦武四郎という人

 ドナルド・キーンの「百代の過客(続)」に「松浦武四郎北方日誌」が紹介されています。この松浦という人物、NHKの「歴史秘話ヒストリア」に取り上げられたこともありますがとても面白い人物です。江戸時代、伊勢の商家に生まれますがとにかく旅好きで日本各地を旅行してまわります。が、なんと言っても面白いのは蝦夷地(北海道)を旅して残したこの日記です。江戸時代にこれほど蝦夷地そしてアイヌの人々の生活・文化・歴史をきちんととらえた日本人はいなかったのではないかと思います。アイヌの人々の心のひだに入り込むことのできる松浦の人柄・個性だけでなくその洞察力に驚きます。どれだけの度量をもっているのだろうと思うほどスケールの大きい人物です。松浦はアイヌの人々を知れば知るほど松前藩に代表されるシャモ(本土側)の差別的扱いに憤っていきます。単なる心情ではなく具体的事実で示していくので説得力があります。
 人物を視る時に思うことは、どんな時代の人であっても「深く考える人間はとことん深く考えている」ということです。「現代の人間は過去の人間より優れている」という思い上がった感覚だけは持たないようにすべきだと考えます。
 でも、この松浦武四郎という人物、相当に変わり者です。きっと私がその時代に生きていたとしても「あんた変だよ」と言ったと思います。
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by yksayyys | 2016-01-10 13:38 | 社会 | Comments(0)