誕生日

 4月6日は妻の誕生日である。1週間ほど前「何もほしくないから」「ごちそうもいらない」と言っていたので「じゃあ、軽くいくか」と思っていたところ、おととい妻が「6日は組合の執行委員会だけど早く帰ってくるから」といきなり言う。「え、祝ってもらう気満々なんだ」という事に気づき、あわてて予定を変更して昨日誕生日対策に奔走する。まず「プレゼント」。常々「実用的なものを」と妻が言うので、「筆箱」に決める。いつも私のものを持ち歩いているようなのできっと喜ぶだろう。ただ、遠くまで買いにいくのはだるいので近所のスーパーに行ったところ、プリキュアやキティちゃんなどキャラクターものばかり、「これじゃあなあ」とやむなく鹿児島市内に車を走らせる。入ったお店はWhat、山形屋のファンシーショップである。開店と同時に入店。息子は暴れないようにベビーカーに固定。結構いい筆箱が見つかるが、さすがにいいものは値段が張る。「高すぎる」と他を探したが、いいものがない。結局高いやつを買う。予算の半分以上を食ってしまう。
 帰りに花屋に寄る。花束は「高くつく」ので、自分で適当に切り花を3種類ほど買う。おまけに2本もらったので、8本で580円なり。これで食卓を飾ることにする。近所のケーキ屋で予約してあった「一番小さい」チョコケーキを買う。ポイントカードが大活躍で「1000円引き」なり。ということはケーキは680円なり。残りで寿司とケンタッキーフライドチキンの「6ピースポテトパック」そして自分用のアサヒ本生と妻用のライチ酒を買う。これで完璧。そうこうしているうちに、娘を保育園に迎えにいく時間。このごろは、迎えにいくと、園内を「所狭し」と走り回って遊んでいる。結構なことである。娘を車に乗せたところである知恵が浮かぶ。「朝部屋を片づけたところなので、今連れて帰ると家が散らかる。よし、公園に連れていこう。」家に着いてからそのまま近所の公園に向かう。滑り台、ブランコと大騒ぎ。いつもは「ええ、まだ遊びたい」と粘る娘が「そろそろ帰ろう」と言い出す。時計を見ると「まだまだ時間がある。」そこで私は、「お父さん、お庭の草取りをするけど、どうする?」と聞くと娘が「お母さんの誕生日だからお花を摘む」と言い出す。これは一石二鳥。私はせっせと玄関周りの草を取る。息子は、私の集めた草に小石を乗せて遊んでいる。それからちょうどいい時間に室内にはいり、すべてをセッティングして娘に「準備ができたけど、お母さん会で遅れるらしいから早めに食べとく?」と聞いたら「お母さんが来るまで待つ」とのこと。エライ!!そこへ妻から電話。「ねえ、とても早退できる雰囲気じゃないわ。みんな時間通りに集まってるし、欠席なし。どうしよう。」とのこと。私は「用事があるからって言えば。」と答える。15分後、妻が帰ってくる。あとは、どこかのホームドラマにあるような「誕生日」シーンさながらに「ほほえましい光景」が続く。やれやれめでたしめでたし。しかし、こういうブログ日記を見せられる人はつまらないだろうな。でも、育児日記としてはこれが王道かも・・・
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# by yksayyys | 2006-04-07 05:28 | 育児・家庭 | Comments(1)

AD,HD

 今日の新聞に「AD、HD(学習障害、発達障害)で成人に達した者の9割は学校の教師が障害を理解してくれなかったことで悩んでいた」とあった。この記事を読んで思ったことは、「理解していなかったというよりは、AD、HDという言葉の存在すら知らない教師がほとんどだったのではないか」ということである。「特別支援」の名のもと学習障害、発達障害という障害が学校現場で理解されるようになったのはここ数年のことである。ということは、以前は「落ち着きのない子だ」「自分勝手な子だ」と評価されていたのだろうと推測される。もちろん私もその1人である。当然のことながら理解されるようになって良かったと思っている。教育はまだまだ「情緒的」な雰囲気に支配されており、「科学的」な要素が少ないように思える。学問的な検証よりも、「教師の情熱」や「根性、勇気」の徳目あるいは「経験」が幅を利かす世界だということである。「どの子にも同じ深い愛情を注ぐ」ことが最善とされ、「その子に応じた適切な行動」という側面は弱かった。「ひいき」「不公平」は教師罵倒の第1の要因であるため、教師も「違う対応」をすることにも慎重であった。
 偶然であるが、保育園の入園式の講演でスクールカウンセラーの方が「学習障害、発達障害」の話をしてくれた。昨日の南日本新聞にその方の紹介が詳しく紹介されていたが、講演の中で、俳優のトム・クルーズ、ロビン・ウィリアムス、ハリソン・フォードも学習障害・発達障害の持ち主であり、トム・クルーズは今でも文字を完璧に読むことはできないことを例にしながら「成長」「関わり」「個性」というものについて話をしていた。今、学校ではゆっくりと「理解」が進んできていると思う。子どもたちも「個に応じる」という意味を以前の子どもたちよりも「共感を持って」理解できるようになってきているのではないかと思える。行政の配慮など多くの課題はあると思うが、昔あった無理解は着実に克服へと向かっていると思える。私もその方向で努力をしていきたい。
 余談であるが、話をされたスクールカウンセラーは、以前は三菱で「兵器開発システム」の仕事をしていたそうである。その後、ニュージーランドの体験から今に至ったそうである。「兵器開発からカウンセラーへ」1冊書いてもらいたいものだ。講演の話はわかりやすかった。「復古的な家族の復権よりは新しい家族の実態にあった社会のあり方を」そういう話だったと思う。
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# by yksayyys | 2006-04-06 13:25 | 育児・家庭 | Comments(1)

いよいよ

 妻は7年ぶりの担任に向け余念がない。昨晩も学級目標のような格言を毛筆で書いていた。テレビを見ながら、コーヒーを飲みながら、時にはストレッチをしながら・・・・・・ちなみにテレビでは以前妻の学校に来ていたスクールカウンセラーのドラマをやっていた。「不治の病と闘いながら、ヤクザから子どもを取り返す」。ああいう人も鹿児島にいたんですね。そういえば、昨夕勤務校の同僚から電話が来る。今度の異動で来た先生が「この学校はすべてが遅れている。男女混合名簿もやっていないなんて。」と人権・同和教育の会で言ったらしく、「じゃあ、今まで混合名簿を言い続けた先生に相談してみます」ということで私への電話となったらしい。今までこの手の発言は私だけだっただけに心強い気がした。あちこちの会で喧嘩して、朝も教頭に食ってかかっていたらしい。まさに、異動したての私といっしょ。組合員ではないらしいが、早くあってみたいものである。いくらか情報交換をしてからその同僚が「先生は、今年の自分の仕事分担を聞かれましたか?」と聞く。「いいや、希望も聞かれてないし、結果もまだですが」と答えると「そんな事でいいんですかねえ。」と同情してくれる。でも、まあそんなもんだと思っていたので腹も立たない。ただ、自分の跡を引き継いだ講師の先生が途中交代していたことは驚いた。生活苦に嘆く母子家庭の女性だっただけに、てっきり「そのまま」と思ったら、年輩の男性の方に替わったとのこと。・・・ちなみに、7月復帰する私は1年の副担任とのこと。担任は8人中5人が女性とのこと。「うちの学校らしくないほんわかした学年ですよ。」とのこと。それはいい。まあ、あまりいろいろ考えずに「自然体」で復帰を迎えようと思います。
 娘は、今日天気も悪いので大事をとって保育園を休ませました。とっても元気でパンもおにぎりも食べました。いっぽう、息子の便がずっと「水っぽい」のが気になります。元気ではありますが・・いろいろあるなあ、これからも・・・と言いながらも安岡章太郎の「戦後文学放浪記」を読み出す。これも早く読み終わりそう。大著が読めなくなってきたような・・・
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# by yksayyys | 2006-04-05 08:22 | その他 | Comments(1)

退院はしたけれど

 今日、娘の容態は嘘のように快復していた。丸2日続いている点滴のせいであろう。病名は「ケトン血性嘔吐症」。体の中のケトンという働きがよくないために起こる病気らしい。実際のところよくわからないが、とにかく午後4時すぎに何とか退院することができた。が、恥ずかしいことに「目の玉が飛び出るくらいに高い治療費」が財布の中になく支払いを猶予してもらう。
 「退院はしたけれど」・・・帰宅後、妻と心配したのは娘のことではなく、相部屋にいた男の子のことであった。症状は明らかに「気管支喘息」。それもかなりひどい。私も喘息持ちだが、あの男の子は、私が見ている時間「ずっと」苦しんでいた。妻が言うには、昨夜も「ずっと」だったという。今日の明け方、私が看病を始めた頃その子の母親は一時的に「家に帰った。」男の子は「ここにいて」と泣いていたが、「おねえちゃんが一人でいるから」とやむなく母親は男の子のもとを離れた。母親が帰ってきたのは午後1時半、その子はずっと「お母さん」と言いながら苦しんでいた。仰向けになったり、横になったり、うつぶせになったり・・・どれも苦しいのだが、じっとしていると「よけいに苦しくなる」ような気がして動いてしまう。私もよくやるのでその気持ちはわかる。昼食が終わる頃、母親が帰ってきた。その子はうれしそうに体を起こし、絵本を手に母親にストーリーを説明していた。息も絶え絶えに・・「僕は心配ないよ」と訴えかけるように・・・・
 娘は退院が決まってから、「点滴のスピードが遅い」「家に早く帰りたい」とわめいていた。それを聞きながらあの親子はどう思っていただろうか。あの子はきっと今夜も苦しんでいるはず。母親も辛そうであった。背中をさする姿を見ていると胸が詰まる思いがした。早くあの子に楽な呼吸をさせてあげたい・・・・・今は祈るだけ。
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# by yksayyys | 2006-04-04 22:50 | 育児・家庭 | Comments(1)

明日は看病

 息子を寝かしつけていたら一緒に自分も寝てました。NHKスペシャルの北朝鮮モノを見る予定でしたが、寝過ごしました。まあ、録画してあるので後日・・・・
 今日は、早朝おじいちゃんおばあちゃんに息子を預けて、娘の看病を妻と交替する予定です。娘は寂しがりやで、ちょっとでも親がいないと「大泣き」するので(息子は淡泊で親がいようがいまいがキョトンとしています。)うまい具合にすり替わろうと思います。思えば、育児休業中はこういう日々が続くものと覚悟していたのですが、幸い息子も娘もえらい元気になってしまい、おかげで「優雅な日々」となってしまっていました。「初心」にかえり、しっかり看病してきたいと思います。おじいちゃんおばあちゃんは1時間おきに「大丈夫か」と電話をしてきます。初孫だけに、心配でしょうがないみたいです。
 さあ、今から皿を洗って洗濯をしてと・・・・・・
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# by yksayyys | 2006-04-04 02:11 | 育児・家庭 | Comments(0)

大塚将司「スクープ~記者と企業の攻防戦~」(文春新書)

 歴史モノや思想モノはちょっとお休みして、先日買ったこの本を読んでみる。買った理由は本の帯にあった「日経社長を内部告発した記者が語るスクープ取材の全貌と経営者の生態」という文章にあった。ああ、あの事件かとすぐにわかったが、その記者がスクープ連発の敏腕記者であるとするときっと「面白いはず」そう思った。実際に面白かった。新書はだいたい2日を目途に読んできたが、この本は2時間くらいで一気に読めた。経営者とのやりとりつまり「会話」が多いのと、どの事件も記憶にあるので予備知識が多分にあるせいだろうと思う。あと、もちろん著者の文書が面白い。新聞記者とはそういうものかと手に取るようにわかる気がする。私は、高校時代「財界」とか「経済界」「エコノミスト」などの経済・経営雑誌をよく読んでいた。おそらく父が事業をやっていたため、将来跡を継ぐつもりで読んでいたのだろうと思う。「西武グループのすべて」や「三菱商事の研究」なるものも読んでいた。そういう意味で、この本に出てくる「三光汽船倒産」や「佐世保重工救済」のニュースはよーく覚えていた。特に「三光汽船」については高校の友人の父がジャパンラインという会社に勤めていたために、その友人がジャパンラインを乗っ取ろうとしていた三光汽船の悪口を毎日のように言っていたのでよく覚えている。当時の首相候補河本敏夫がオーナーだったことも・・・・・・・佐世保重工の場合はあの「再建屋坪内社長」の図体、強烈な個性、意識変革を図るための「カルト宗教まがいの企業研修」などの様子がNHK特集で放送されたのを覚えている。どちらの事件も、この大塚さんのスクープだったわけだが、この人が単なる「ブン屋」ではないなあというのは、この人の取材スタイルからよくわかる。取材を「刑事コロンボ」に見立てて説明するあたりも面白い。ただ、経済新聞のスクープというのはどうして「倒産」と「合併」がほとんどなんだろうという疑問がわく。きっと、この2つだけは「最大限の慎重を要する」のだろうという予想はつくが・・・
 ちなみに、私の父は事業に失敗し、私は「経済」の方向に行くことはなかった。だから、告発するが、私の家でよく「談合」をしていた。建設会社の社長たちが集まって「仕事の分担」を決めていたのである。うちの父がその「元締め」だったようである。ということは、今頃私は刑務所にいたかもしれない。父は、事業の失敗を子ども2人に「申し訳ない」と思っているようだが、私も兄もその「失敗」を有り難く思っている。あ、そうそうもうひとつ告発する。うちの父の会社は、道路工事をしていて何か遺跡にぶつかったそうである。「縄文か弥生か知らないが・・」と言っていた。そして、どうしたかというと「まとめてどっかに埋めた」そうである。恐ろしい・・・・
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# by yksayyys | 2006-04-03 21:38 | 読書 | Comments(0)

娘、入院!!

 今日は保育園の入園・進級式。保育園に通うのは娘だけだが、7月には息子も通うので息子を連れて私が出席。妻は、新学期準備のため自宅待機。先日の「保育園への要望」は予想以上に反響が大きかったようで、職員紹介の仕方が改善されたのはもちろん、主任から「苦情歓迎」の挨拶まで飛び出す。「・・・苦情ねえ」と思いながらも、正面から受けとめてくれたことにひとまずは感謝する。ただ、朝、受付の時の園長さんの表情は険しかった。気のせいか、私と目を合わさないようにしていたような・・・・・
 思わぬ異変は、式終了後自宅に帰ってから。娘が「おなかが痛い」と言い出す。朝だったら「おいおい登園拒否か」という感じだが、帰宅後だけに「あれっ」て感じ。とりあえず昼食を摂らせるが、すぐに吐き出す。その後、横にして寝かすが2時間後再度吐く。あわてて妻がかかりつけの病院に連れて行く。私は、息子と留守番。夕刻、病院から電話。2時間点滴するが、快復しないということでそのまま入院とのこと。この1年ほど「驚くほど」元気だった娘が・・・・・そういえば、昨年の今頃は「低血糖症」で入院していた。「低血糖症」とは、血糖値が異常に下がり、放っておけば「意識不明」となる病気のこと。私の育児休業も実は対象の息子よりは、この娘の病気を意識してのことであった。今回は、病院によると「そこまでではない」ということだが、「想像以上に快復が遅い」とのこと。とりあえず、今日は連れて行った妻が一晩看護することになる。明日は私が交替することになるかも。妻が言うには、同じ保育園の子どもも来ているようなので「嘔吐下痢症」が流行している可能性も高い。実は昨日は息子も似たような症状だったが、今は快復している。「順調」にみえて育児休業、なかなかそううまくはいかないようです。明日の晩は、2ヶ月ぶりに「気の置けない仲間」と酒宴の予定でしたが、これではちょっと無理そう。タイミングが悪すぎる。「あー、残念」・・今、息子に夕食を食べさせたところ。とりあえずは、娘の快復を待ちたい。
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# by yksayyys | 2006-04-03 18:45 | 育児・家庭 | Comments(2)

絵本作成

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 娘が描いた「家族」です。四角い家の中にテーブルなども納まっているんだそうです。そして、今日は思い立ったように「絵本を作る」と言いだし、せっせと絵を描き言葉を書き込んでいました。これも「創作」というのでしょう。今日は娘の「絵本記念日」!!
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# by yksayyys | 2006-04-03 01:01 | 育児・家庭 | Comments(0)

湛山への疑問

 湛山について以前から疑問に思っていたことが2つあった。ひとつは、大正デモクラシーの代表的人物であり、リベラリストである彼がなぜ、戦後社会党でなく保守政党である自由党から総選挙に出馬したのか。もうひとつは、戦前、戦中を通じてずっと政府を批判し続けた彼がなぜ「公職追放」にあったのかということ。この2つの疑問は、この増田弘著「石橋湛山」(中公新書)を読むことであっさりと解決した。まずひとつめは、当時の社会党は革新政党ではあったもののイデオロギーがはっきりとしており、自由な発想、行動ができにくいと考えたため。公職追放によって戦前の保守政界のボスが一掃されて自由党にも清新な人材が多かったこともその理由である。もうひとつの答えは、湛山が「公職追放」を受けたのは、戦前・戦中の言動ではなく戦後のGHQ政策に批判的だったためだということである。戦後、議員にもならないまま吉田内閣の大蔵大臣となった湛山は、GHQの望む「緊縮財政」をとらず「生産重視」政策をとり、政策転換の要望にも応じなかったために、GHQが「軍国主義迎合」の書類をでっちあげたというわけである。なお、首相であった吉田茂が、支持を急速に広げつつあった湛山を煙たがったために「追放」をあっさり認めたということも大きな要因であった。ワンマン首相にとって、「強すぎるナンバー2」は必要ないということであろう。
 湛山という人物は戦前、戦中、戦後と「一貫した」思想と行動の持ち主であった。しかも政治家となることによりその思想を実践化を図ろうとしたところが彼のすごいところである。左翼の人物たちが昭和初期にのきなみ「転向」や「投獄」でつぶされてゆく中舌鋒鋭く反政府言論を維持し続けたことはまさに「奇跡的」であった。以前「どうして逮捕、投獄されなかったのか」と不思議に思ったこともあったが、別の著書により「国体の変更、天皇制の打倒」を主張しなかったことと経済雑誌の主幹として経済界、政界に幅広い人脈を持っていたことがそういう運命から逃れられたということがわかった。もちろん、言論、出版への妨害は日常的に受けていたようではある。
 学生時代に大正デモクラシーを専攻していた自分にとって、石橋湛山はもちろん注目すべき人物であったが、彼の研究が一気に花開くのは80年代以降であり、佐高信らジャーナリストの紹介の影響が大きいように思える。戦前の「ゆるがぬ思想」は永らく共産党の専売特許であったが、この湛山の「強靱さ」もその実践性のゆえに強力であることが確認されたのではないかと思える。本のタイトルにあるようにまさに「リベラリストの神髄」であると言える。・・・やっぱりリベラルがええなあ!!!
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# by yksayyys | 2006-04-02 22:01 | 読書 | Comments(0)

草の根「靖国」

 今日の新聞の広告に週刊新潮、週刊文春の広告が載っていた。相変わらずの「中国、韓国叩き」が続いている。WBCにおけるイチローのハッスルぶりもすっかりそういう方向に利用されている。腹立たしいというよりは、気分が悪くなってくる。これを真に受けて「世論」が形成されて「安倍首相待望論」が出てくるのではないか。そんな不安からである。
 そういう土壌がこの国には十分にある。私の住んでいる地域の自治会の予算にはなぜか「護国神社の維持・管理費」という項目が含まれている。知り合いの自治会長経験者に聞いたところ、鹿児島県ではどこもそれが普通だという。ただ、「ちょっと考えることのできる」自治会長は、各戸「同意できる方は」という形で集金してまわるらしいが、うちの自治会は最初から項目として位置づけられている。まだ、実害は受けていないがこの集落は県内でも有名な「ウルトラ右翼」がおりその取り巻きがかなりいるらしい。私は、その家を知っているので子どもと散歩しながら外からのぞくことがあるが、日の丸と菊の御紋が家の内外のあちこちに見ることができる。地元新聞にもしょっちゅう右翼的言論を「元校長」の名前で投稿している。もちろん、祝祭日には大きな大きな日の丸が掲げられている。あんなに目立つ日の丸は、この家か陶芸家の沈寿官の家くらいである。ちなみに、護国神社も近所にあるので時々「監視」に出かけるが、草は伸び放題で参拝者もほとんど見かけない。町内から集めた維持・管理費はどう使われているのだろうか。いつか追及したいと思っているのだが複数の人から「今はまだ・・・」と説得されている。「火をつけるととことん燃え上がる保守的な土壌だから」とも言われた。家を造るとき、土地の所有者である自治体から家を造る条件として「自治会に加入すること」と言われた。任意であるはずの自治体加入を強制されることさえ不自然であるが、その「公的」組織の自治会が一宗教法人のために強制的に金銭を徴収するとは不可解千万である。私たちの中にいつのまにか入り込んでいる「草の根の靖国神社」と言うほかはない。ああ、気分が悪くなってきた。
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# by yksayyys | 2006-04-01 21:42 | 社会 | Comments(0)

ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・


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