国家人権博物館(3)法廷にて

 
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ここが政治犯を裁いた第一法廷と呼ばれていた法廷です。ここで多くの政治犯に「共産主義」「国家転覆」などのレッテルが貼られ、拷問や極刑に処されたのです。私は被告席に座ってみました。「どんな思いがするだろう」と思ったからです。Um先生が言いました。「あなたはそうなるかもね」しゃれにならないセリフに私はこう答えました。「私はすぐに偽装転向して出直します。」Um先生も「そう。こんな所で暮らすのは嫌だ。」・・・・・この法廷で裁かれたり弁護士を務めたような人達が台湾の民進党のリーダーとなっていると聞きました。台湾の国会は乱闘騒ぎで有名ですが、その「激しさ」の意味はよくわかる気がしました。「政敵」などという生やさしい言葉では表現できない複雑さと怒りがあるのだと思います。軍事政権の横暴さはこの法廷が海外のジャーナリストに公開されたことによって世界に明らかとなったということです。「公開すること」と「国際世論」の重要性を学んだ気がしました。「戒厳令って日本で起きるかな」と闘龍灘さんに聞きました。「周辺事態法とか・・・」そう言う答えでした。なるほど、やはり今の日本は「危うい」!!!

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by yksayyys | 2018-03-12 20:04 | 社会 | Comments(2)
Commented by 闘龍灘 at 2018-03-12 23:12 x
こんばんは。

今日は午前中、私立幼稚園の授業参観にいってきました。アメリカに留学され、博士号をとられた若い園長が幼稚園の教育理念について説明してくれました。知識重視のアメリカと人間関係重視の日本のよさをうまく取り入れながら、あたらしい台湾の幼児教育に取り組んでいる話が印象的でした。

そのあと、総統府と228平和公園にいきました。博物館は残念ながら休館でしたが、園内にあったガイドで簡単に研究グループの方に説明しました。国家人権博物館でのまなびもさっそく役に立ちました。

1947年から1988年まで白色テロと民衆弾圧はつながっていることを改めて考えました。

台湾のこれからを考えるうえで、貴重な一日でした。
Commented by yksayyys at 2018-03-13 06:30
引き続き、台湾で貴重な研究を続けているようですね。こちらは日常に戻り、今日は卒業式です。私は、ハンセン病療養所での訪問記を多磨全生園同人誌「多磨」に書くことになっていますので、そこらあたりから今回の調査研究の還元を始めようと思います。