2日目は、私の報告からでした。県教研の残りのレポートを持参しただけでしたが、授業技術は別にして内容そのものには「誰にも文句は言わせない」というくらいの自信がありましたので討論でも高い評価を得られた思います。サイトーさんが「以前SさんかKさんがハンセン病の授業を報告した時はよくわからんかったが、今はよくわかる。」と言っていました。先輩達の報告のおかげでずいぶん助かっていることが「今回も」よくわかりました。この後は、2日目も「しゃべり続けていた」宮崎の退職した方の「東京書籍と日本書籍の教科書比較」というレポートがありました。補足してオカザキさんの「すべての教科書を項目毎に比較チェックした一覧表」も出され、今自分たちの使っている教科書の「何が消された」のかあらためてわかったような気がしました。鹿児島では使用されてはいませんが、日本文教出版にはUm先生が執筆者として名を連ねていました。そう言えば、私の大学院時代Um先生が「私は落ち目の教科書にしか書かない。だから東京書籍は降りる。」と言っていたのを思い出しました。その後、「公民にハンセン病の記述を入れろ。だったら僕は書く。」と条件を付けて日文の執筆を引き受けたのを覚えています。もちろん、日文はハンセン病を教科書に入れました。公民のトップに!!
午後、鹿児島へと帰りました。あまり期待していなかった割には「中身のある」レポートで勉強になりました。来年の「世話人」になってしまったので、何か報告を準備しないといけませんが、まあ何とかなるでしょう。次回は大分で講演は斉藤貴男さんです。誰か行きましょう!