2008年 10月 26日 ( 1 )

 宮崎の全国社会科教育学会に行ってきました。宮崎という遠隔地のせいか、日社学に比べると、参加者数や参加者の広がりにやや「寂しさ」を感じました。が、社会科の主立った学者はほとんど勢揃いしていましたので、かえって質の高い議論が出来ていたのかも知れません。
 今回の報告で最も印象に残っているのがポンジュースことE大学のFさんの報告です。今回もいつものように「あっさり」「自然に」出会いました。会場到着後、「ああ、早く来すぎたつまんねえ」と会場周辺をうろうろしていたら、論文要旨集に目を通すFさんに出会いました。いつもの穏やかな表情でした。学閥でつるむこともなく、黙々と「予習」しているようでした。自由研究発表では、彼とは別の分科会に参加しましたが、Fさんの発表の時間には彼の分科会に移動しました。2,3分ほど遅れましたが、報告そのものはじっくり聞くことができました。いやあ、すばらしい報告でした。もうそのままどこかの論文集に載せられる原稿でした。「先行研究のおさえ方」「文章の書き方」「実践との整合性」すべてに参考になるものでした。しかも緻密でした。E大学に務めて半年ですでに地域に根ざしたこれだけの発表ができるとは「驚き」でした。それは、他の研究者も十分承知のようで、名だたる研究者が彼の発表に耳を傾けていました。質疑応答の時間も「意義あり」ではなく「もっと聞かせて」というものばかりでした。私が最も感心するのは、彼は「ひとりで」ここまで来たということです。もちろんUm先生の教えはあると思いますが、何らかのグループに属するわけでもなく「教育史」「授業実践」「授業開発」に精力的に取り組む姿には「まさに脱帽」です。ポンジュースさん、また聞きに行きます。次もいろいろ教えて下さい。そして、思う存分研究して下さい!!応援しています。
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