アマノジャクはこう考える

スキー&スノーボード2004-2005

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稲野慎「揺れる奄美、その光と陰」(南方新社)を読む

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 全社学の報告の中で唯一私が意見と質問を言ったものがありました。大学院生の報告で「薩摩・奄美・琉球」の関係について述べたものでした。それぞれの血を引く私にとって「ぜひ聞きたい」と思った報告でした。が、内容は「まだまだ」のものでした。顔つきから間違いなく「島ンチュ」であるその院生の報告は、研究の目的と内容がだいぶずれている気がしました。今回聞いた大学院生の報告は一律そんなものが多かったと思います。私は、言った意見には自信がありましたが、鹿児島に帰ってきてから考えました。「おまえは、そんなに偉そうに奄美のことが語れるのか!」そんな時、書店で出会ったのがこの本でした。帯にはこう書かれてありました。「朝日新聞の記者が、3年をかけて、地を這い、人と逢い、島々の今を描く渾身のルポルタージュ。」3年というのは私が奄美にいた年数と同じ。「この人は同じ3年で何がわかったのだろう」そう思って購入し、その日のうちに読みました。新聞記者らしい筆致でした。人間味あふれる文章ですが、「よく勉強しているな」とも思いました。奄美の歴史も夜光貝に始まり、古代遺跡の発見、琉球・薩摩の支配、西郷への愛憎、そして戦後の奄振に至るまで実にコンパクトにまとめてありました。インタビューされた人の中にはともにK中で働いたSさんや中社研理事のFさん、組合専従のHさんらの名前もありました。来月の中社研大会は「奄美の授業」です。少し勉強できた気がします。あの院生は今、どんな勉強しているかな!!
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by yksayyys | 2008-10-30 22:47 | 読書 | Comments(0)

宮崎総合博物館にて

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 平和台公園の後、宮崎総合博物館に寄りました。鹿児島でいうと黎明館みたいな施設でした。何と当日入場第一号でした。中は「自然」と「歴史」のコーナーに分かれていました。歴史コーナーで目についたのはやはり古墳と埴輪でしたね。さすが宮崎といった感じでした。あと、個人的に興味があったのが「島津はどのように見られているか」ということでした。福岡、熊本のフィールドワークで感じたのは島津は明らかに「敵」か「警戒すべきもの」として現地で見られているということでした。宮崎も基本的には「島津は日向を脅かす存在」と記述してありました。この絵は、飫肥城主伊東義祐が島津に追われて頼った大友宗隣が島津と戦った「耳川の戦い」を描いたものです。5万と3万といいますから戦国期でも有数の戦いだったようです。でも、周囲の県にこんな風に「警戒」されていたことなんて鹿児島の人はほとんど知りませんよね。この日は奇しくも「妙円寺詣り」の日でした。毎年必ず行事を入れ込んで参加しないようにしています。「薩摩武士の武勲」を讃える気などこれっぽっちもありませんから・・・・
 
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by yksayyys | 2008-10-29 21:53 | 社会 | Comments(0)

八紘一宇の塔

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 全社学の2日目の朝に宮崎市の平和台公園まで行ってきました。予定では、午後からでしたが、昼から雨かもということで午前中に行ってきました。この塔を見たかったためです。有名な「八紘一宇の塔」です。いやあ、すごいですね。アジア各地から石を運ばせて作らせた「壮麗」な造りで、まさに大日本帝国の威厳を示すものでした。高さは37Mで表には「八紘一宇」裏には「紀元2600年」の文字が刻まれています。四隅には剣士の像があり、正面には演台みたいなものがありましたが、きっとここから天皇が「臣民」を見下ろしていたんでしょうね。広場は熱狂的な雰囲気に包まれていたものと思われます。その雰囲気の中でうちの娘の学校の校歌も作られたんでしょうね。「天孫降臨の地」と「大東亜共栄圏」がミックスした「大日本帝国」の遺産をまざまざと見せつけられた思いでした。剣士の像に草が生えていたのが私としては「人間的」で良かったです。
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by yksayyys | 2008-10-29 21:33 | 社会 | Comments(0)

プクプクさんが「歴史地理教育」11月号に

 今日送られてきた「歴史地理教育11月号」にプクプクさんの実践が掲載されていました。特集「産業革命」の中学版授業実践で、県大会の時に報告されたものでした。何といっても「導入」がいいですね。尚古集成館で始まったあたりは、もしかしてフィールドワークの影響だったりして!(笑)とにかく史料、絵も豊富な安井流プクプク風実践だと感じました。身近な人達が頑張る姿は励みになりますね。
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by yksayyys | 2008-10-29 21:12 | 社会 | Comments(1)

全社学に参加してきました

 宮崎の全国社会科教育学会に行ってきました。宮崎という遠隔地のせいか、日社学に比べると、参加者数や参加者の広がりにやや「寂しさ」を感じました。が、社会科の主立った学者はほとんど勢揃いしていましたので、かえって質の高い議論が出来ていたのかも知れません。
 今回の報告で最も印象に残っているのがポンジュースことE大学のFさんの報告です。今回もいつものように「あっさり」「自然に」出会いました。会場到着後、「ああ、早く来すぎたつまんねえ」と会場周辺をうろうろしていたら、論文要旨集に目を通すFさんに出会いました。いつもの穏やかな表情でした。学閥でつるむこともなく、黙々と「予習」しているようでした。自由研究発表では、彼とは別の分科会に参加しましたが、Fさんの発表の時間には彼の分科会に移動しました。2,3分ほど遅れましたが、報告そのものはじっくり聞くことができました。いやあ、すばらしい報告でした。もうそのままどこかの論文集に載せられる原稿でした。「先行研究のおさえ方」「文章の書き方」「実践との整合性」すべてに参考になるものでした。しかも緻密でした。E大学に務めて半年ですでに地域に根ざしたこれだけの発表ができるとは「驚き」でした。それは、他の研究者も十分承知のようで、名だたる研究者が彼の発表に耳を傾けていました。質疑応答の時間も「意義あり」ではなく「もっと聞かせて」というものばかりでした。私が最も感心するのは、彼は「ひとりで」ここまで来たということです。もちろんUm先生の教えはあると思いますが、何らかのグループに属するわけでもなく「教育史」「授業実践」「授業開発」に精力的に取り組む姿には「まさに脱帽」です。ポンジュースさん、また聞きに行きます。次もいろいろ教えて下さい。そして、思う存分研究して下さい!!応援しています。
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by yksayyys | 2008-10-26 19:41 | 社会 | Comments(15)

明日は宮崎!

 明日は早起きして宮崎まで行ってきます。全国社会科教育学会に参加するためです。今回は発表もなく気楽な立場で行ってきます。チキン南蛮でも食うかな!!!
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by yksayyys | 2008-10-24 19:37 | 社会 | Comments(1)

娘の骨折その後

 今日、妻が娘を連れて病院に行った。先日の「骨折」の経過を聞くためである。が、結果は厳しいものであった。「悪くなっている。このままだと手術かも!!」ギブスと養生で治るはずのものが、小2の娘がいつもと同様に走り回るせいで「ずれが大きくなっている。」とのこと・・・・
 娘に厳しく言うが、娘は「怒られて嫌だ」という感覚があるだけで「このままだと手術を迎える」という切迫感がまるでないのである。今日の夜は、妻が「谷山会」で先日の「死刑制度」の授業を発表するとあって子どもたちと3人である。いつもは「テレビの見過ぎ」とテレビの電源を切っている時間帯であるが、今日は「動かさない」ために「ドラえもんSP」を見せている。手術なんて・・・・とんでもない・・・・考えただけで・・・・・・
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by yksayyys | 2008-10-24 19:34 | 育児・家庭 | Comments(0)

公開授業参観したけれど

 木曜日の午後、同じ鹿児島市内のI中の公開授業を見に行きました。授業者の名前を中社研でも聞いていたことがあったということと授業が「モンゴル襲来」とあって多大の期待を持って出かけました。市内にしか案内は配布されていませんでしたが、私の推薦もあり市外の妻も参加してくれました。が、残念ながら授業は「期待はずれ」もいいとこでした。妻はさらに過激で「歴代ワースト1」とまで言っていました。確かに得るところが何もない授業でした。「教科書に書いてあることを質問して答えてもらう」・・・・これに終始して1時間が終わりました。指導案を見た時から「何これ?」と思いました。妻にそれを伝えたところ妻も「だよね!」と答えました。それでも「本番では!」と期待しましたが、本番はさらにひどいものでした。広がりも深まりもありませんでした。
 授業研究では、遠慮なく言いました。まずは「教材研究で読んだ文献を教えて下さい」と聞きました。何も勉強してないと思ったからです。答えは「蒙古襲来という本を読みました。」でした。私は「同じ題名の本もありますが、網野さんの本ですか?」と聞き返したところ、「読み方はわかりませんが、イトヘンの作者でした。」と答えました。ああ、これは読んでいないな。とすぐにわかりました。次の質問は「この授業であなたがこだわった部分は何か?」でした。ヤマ場がなかったからです。が、答えはトンチンカンなもので記憶にも残っていません。続いて妻が矢を放ちました。史料批判が皆無であることを前提に、授業者の史料分析を問いただしていました。案の定、答えられませんでした。妻はさらに「小学校の授業とどう違うのか」と聞きました。さすがの私でもそこまでは言えないセリフでした。が、言いたいことではありました。歴史学にはまるで不案内な妻にやりこめられたことになります。ああ、情けない。意見交換にうつり私は、さらに遠慮無く言いました。「教科書を流しただけである。」「意思決定をさせるのであればもっと史料提示をして判断材料を与えるべき。」「焦点化した場面がなかった。」・・・・・授業者はだいぶ不機嫌そうであった。私は続けた。「私であれば次の2点にこだわった。ひとつは郷土との関連。博多の石塁には鹿児島の御家人、神社・仏閣も供出させられている。また、3度目の襲来をねらって鹿児島近海に偵察船を出している事実もある。そういう事実が生徒の興味をそそるのではないか。もう1つは、東アジアの関係。日本を攻撃したモンゴル軍の主力は元や高麗である。支配されている元・高麗の軍隊の心情を勘案するような場面もあって良かったのではないか。単元のタイトルに東アジアとあるのは大いに意味があるのである。」その後また妻が何かを言っていたが、内容は忘れた。授業者はプライドがズタズタだったかも知れない。しかし、公開する以上それなりのレベルは要求されるし、今回の授業者は県社の副会長までした人物でもある。やはり何かを感じてほしいと思った。ただし、収穫はあった。それは、以外にも指導主事の指導助言であった。高校の教師であったが、的確な指摘であったと思う。小中高の教科書記述を紹介して、「中学でおしえること」の中身を強調した。暗に「小学校レベル」であることを指摘していたと思う。そして「授業のヤマ場がなかった」ことを具体的に指摘した。教育内容の解説も的確だったように思う。「指導主事にもまともな人がいる」ということを知ったことが収穫であった。これを読んでいる人は「せっかく授業提供したのに厳しすぎる」と思うかも知れない。しかし、授業を見にいく人は何かを求めて「何かを犠牲に」して行くのである。授業者はそれに応えるものを持つべきなのである。妻はその後もブツブツ言っていた。「せっかく・・・・」・・・・・・・おそらく、自分がやった教材研究を顧みてのことだろうと思う。その後夜は中社研の県大会の指導案審議であった。妻から「しっかり審議して。せっかく見に来るんだから。」とのメールをもらったせいもあって、審議ではいろいろ注文をつけた。枝葉末節の議論もあったであろうが、大事なことだと思って言った。「来てもらう(見てもらう」以上はそれなりのものを」・・・・その気構えは大切だと思う。そして、この季節になると出てくる病気を感じた。「研究授業がしたい!!」さあ、どこでやろう!!!!
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by yksayyys | 2008-10-24 19:24 | 社会 | Comments(1)

10,21国際反戦デー 「あの人の手紙」「教訓Ⅱ」

 今日は国際反戦デーです。が、誰もどこもそのことに触れることはありません。3Km引きずられた遺体もショッキングですが、やはり誰か、どこか触れてほしいものです。
 昨夜、何となくチャンネルを回していたらBSで南こうせつのビッグショーをやっていました。1979年放映されたものの再放送です。私これ見ました。もう29年前の映像なんですね。私、生まれて初めて自分のお金で買ったアルバムがかぐや姫の「三階建の詩」でした。「妹」「赤ちょうちん」などが入った名盤でした。そして、私が初めて「反戦」というものを意識した歌が「あの人の手紙」でした。「泳ぐ魚の群に石を投げてみた 泳ぐ魚たちに何の罪があるの」で始まる曲で戦場の夫の帰りを待ちわび、ついにその願いがかなわなかった妻の心情を歌ったもので四畳半フォークのかぐや姫の楽曲の中では異色のものです。今日は何となく朝からその曲を口ずさんでいました。この頃のフォークソング歌手は今ほとんど転向したと言われています。南こうせつもそのひとりなのかもしれません。武田鉄也など私にとっては不愉快な発言ばかりです。ただ、歌った当人はともかく歌は残ります。「好きだ」「愛してる」の連発の中にそっとちりばめられたプロテストの魂を私は歓迎します。「青くなって尻込みなさい。逃げなさい。隠れなさい。」「命のスペアはありませんよね。」と歌った加川良、最近また元気らしいですが、この「教訓Ⅱ」を歌ってるんですかね。歌っていてほしいな!!
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by yksayyys | 2008-10-21 20:54 | 社会 | Comments(0)

Nスペから食糧問題を考える

 食糧危機を扱ったNHKスペシャルを観ました。いやあ、衝撃的でした。まず驚いたのが「アメリカを中心としたグローバリズムのすさまじさ」でした。第1回目ではっきりわかったことは、日本の食糧政策はアメリカの農業のためであったということでした。そして、全世界がアメリカの農業を中心にまわっていたということでした。そして、今日の番組でわかったこと。「今、世界は多極化しているが、あちこちのプチアメリカが世界の農地を席巻しているということ」と「やはり日本はコメを復活させるべきだ」ということでした。「減反政策」「コメの自由化」など時代の流れと思わされていたことが決してそうではなかったことが今回よーくわかりました。
 印象に残ったセリフがありました。南アフリカの人が遺伝子組み換えトウモロコシについて言いました。「欧米の連中は自分たちでは組み換え食品は食べずにわれわれのような貧しい地域に送り込んでくる。」話題の岩波新書「貧困大国アメリカ」で述べられていた通り「貧困を食い物にしビジネスにする」実態がまた明らかになったような気がしました。・・・授業化できないかな!
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by yksayyys | 2008-10-19 22:44 | 社会 | Comments(1)



ちょっとすねた感じでこの世を眺めてみると・・・
by yksayyys
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